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February 21, 2017

#団地妻 昼下りの情事 ~ これがロマンポルノ第1作目。それなりに風格あります。 #映画

◆お題:団地妻 昼下りの情事
◆監督:西村昭五郎、
◆出演:白川和子
昨年リブートした「ロマンポルノ」その第1作が公開される11月に
NHKBSの「アナザーストーリー」で「ロマンポルノ」取り上げられ、ほぼ同時期にWOWOWで
「団地妻 昼下がりの情事」が放送されました。
後期のロマンポルノは何本か見ていたのですが1本目の「団地妻 昼下がりの情事」はまだ見て
いなかったのでこの機会にと鑑賞。いろいろとわかって面白かったことをちょっと。
まず、公開当時のピュアな気持ちで見れないのが残念。というのも日活がこれで行くと方向転換を
した第1作。観客はどう見たのだろうか?当時ピンク映画はあり、そこから白川和子を
ひっぱりだしてきたのだから日活も堕ちたもんだと思われたのでは。日本最初の伝統ある映画会社
がこんな作品を作ってはいけないと思われたのが大半ではないか。でも作品そのものはストーリー
がちゃんと練られて、当時の空気が記録され、セット、ロケとも一流の味わいを感じた。
当時としては上流階級の団地住まいの主婦が高校の同級生と再会し、一夜をともにしたことから
どんどん落ちてく。そこには苦しみとも悲しみともなんとも言えない感情があり、やがて衝撃的な
最後を迎えることになる。
今にしては単純な情事ものかもしれないけど、ここがやはり原点なのかな。いや元となるものは
いっぱいあって私が知らないだけかも。でも昨年秋放送のテレビドラマ「砂の塔」のタワーマンション
で隣人が監視カメラをハッキングして自宅で見ていたシーンは「団地妻~」の隣人が盗聴器で
主人公の弱みを握るのに使っていたのとそっくりでオマージュ?パクリ?。というか当時の団地は
今のタワーマンションということか。女性の裸、からみ、性的なシーンが売り物であることには違い
なくこれは後にエスカレートもするが、このキーワードを映像として押さえていればいろんな作品が
作ることができるようになった。「団地妻~」はまさにその見本、フォーマット的な作品といえる。
ロマンポルノ1100本ある中でほんの一部しか見ていない。好きなのは「濡れて打つ」。
「エースをねらえ!」のパロディでありコメディ。しかしちゃんとポルノ映画になっているという
優れもの。金子修介第一回監督作品であり傑作。ロマンポルノがなくなってこういう映画が
世に出ずらくなったんではないかな。
さて、とにもかくにも「団地妻~」から始まったロマンポルノは思考錯誤を繰り返して
17年間に1100本作品が世に送り出された。
玉石混交だけれどもここから生まれた育った監督は多いから日本の映画
の歴史としては無視できない。でもひとつ気になることがある。それは女性の描かれ方で、
すべてが男の目で女性の性を売り物にしてきた作品ということ。ちょうどこの「団地妻~」を
WOWOWで見たころに浜野佐知監督のドキュメンタリーを見た。彼女はピンク映画の女性監督で
300本以上の作品を作っている巨匠。彼女は男が作ると男に都合のいい女性ばかりを描くという。
確かにほとんどが男性客に見せるもので美しくエッチで無くてはいけないないのだかそれは当然な
のだが、ではそうでない作品ていったいどんなものなのか。正直なところわかりませんがそんな映画
も見てみたいです。





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