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July 2019

July 09, 2019

#ホットギミック ガールミーツボーイ ~#少女漫画原作の#青春映画らしくない#映画でした。

ホットギミック ガールミーツボーイ

監督:山戸結希 出演:堀未央奈、清水尋也、板垣瑞生

たまたま見たTV「セブンルール」でこの映画のことを知って出かけた。
監督が結構癖のある女性で人そのものが面白いと思った。残念ながら
「溺れるナイフ」は未見で追っかけ見たいとは思っている。
で、この作品何とも言えない印象で終ってしまった。女子高生、女の子
のこころの風景だとは思うが、共感や理解できる部分がなく(まあ私が
オジサンだから仕方がないが)お話が終わってしまうのだ。最初の
登場人物と関係を見せる絵作りとか、駅のホームでのキスシーンの長回し

(でもあの、あんなファーストキスはないだろう)、

細かいカット割りで台詞をつないでいくところなどリズムなど表現としては
興味深いところはある。あと台詞の意味も分かりにくかったなあ。
この手の映画では登場人物の誰かに思い入れができればいいのだが
できなかったなあ。東映としては少女マンガ原作の青春映画だからもっと
違う雰囲気の仕上がりをイメージしていたのではないだろうか。
まあ作家性があるという言葉で片づけてしまえばそういうことかな。

 

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#きみと、波にのれたら ~ トレンディドラマのようなアニメだけど水の表現が素敵。#映画

きみと、波にのれたら

監督:湯浅政明 声の出演:片寄涼太、川栄李奈

トレンディドラマのような展開をアニメで描く必要があるのか?と思える
出だしだが、彼氏が幽霊?となって水の中に現れるようなってからの
表現がアニメならではで面白い。湯浅監督作品は緻密な絵や動きを
省略した優先させた大胆な動く絵で物語を見せてくれるのがうれしい。
スナメリに水を入れて彼氏と町をデートする姿などは実写では味わえない
面白さがある。でも実際にはあれだけの水が入ったビニールの人形は
相当な重さだと思う。「海獣の子供」「崖の上のポニョ」でもアニメで見せる
水の表現を楽しませてくれた。次は「天気の子」。こちらの水は雨。
どんな表現を見せてくれるのか楽しみにしている。

 

 

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July 07, 2019

#新聞記者 ~#新聞記者みた #映画

新聞記者

監督:藤井道人
出演:シム・ウンギョン 松坂桃李

うちの息子は受験生だというのに新聞を読まない。

仕事場でも若手の社員は新聞を読んでいない。

そんな新聞離れの時代にこのタイトルは少々違和感があった。

近くの映画館で上映されないので優先順位は低かったが

朝日新聞の石飛氏の紹介記事ではるばる今治まで出かけて

見ることにした。政治には疎い自分だが、あの学園問題を

モデルにしていることはわかった。それよりも内閣情報調査室の

風景が奇妙に見えた。パソコンが並んでどうも情報を操作している

らしい様子。あれ一体何?本当?と目を疑う光景。オタクがネットカフェで

やっているようなことを政府内でいい大人が揃って、束になって端末を

たたいている光景は異様。怪ファックス、主人公の元上司自殺、

そこから見えてくる真実。少々インパクトに欠ける展開、余韻を残す展開は

見るものに判断をゆだねるようだが、もっとはっきりと結果というか映画としての

意見を見せてもよかったのではないか。私はまだまだこれから本当の戦いが

始まるというように思えたのだが。

シム・ウンギョンの違和感大ありで最後までダメでした。設定上のキャスティング

かもしれないが演技を見ていて感情の入れ方が根本的に違うように感じた。

黒木華あたりがやればよかったのではないか。松坂桃李が出ていても

TV紹介は皆無?製作にTVが絡まず配給はイオンがやっているなど

製作背景も面白い。政権批判ということがメディアへの露出を阻んだようだ。

舞台となった新聞社は架空だが最後に追随してくる新聞社は

実在の新聞社名だった。このあたりも微妙だな。

「この国は形だけの民主主義を保っていればいい」という言葉が心に残る。

政治に疎く、今の政権に特に意見を持っているわけでもない。でもなんだかな。

なんかちょっと考えしまうなあ。

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July 03, 2019

ゴジラ キング・オブ・モンスター ~感無量! #映画 #ゴジラ #KOM

ゴジラ キング・オブ・モンスター

(2019年 監督:マイケル・ドハティ 出演:マーク・ラッセル、渡辺謙)

この原稿を書くまでに都合3回見ました。バージョン違いで。

1回目は大阪の試写会、TOHOシネマズ梅田で通常字幕版。

2回目は4DXの日本語版。

3回目は下関(愛媛から近いと思ったが遠かった!)でスクリーンX版(正面スクリーンを飛び出して

左右の壁に映像が広がる仕様。アクション、ここぞという見せ場でぐんと広がる映像が心地いい。

4DXより楽しめる気がした。左右に専用プロジェクターが備えてあり壁とスピーカーは映像を映す

ために仕様に変更しているという)。

 最初の試写会は奇跡的な当選で喜んで前から4番目の席で見ました。終了時には放心状態で

劇場を出てきました。イヤー凄いもの見てしまった。生きていてよかったと本当に思いました。ゴジラ

を好きになって約50年。その50年たってもここまで楽しめる、感動できるなんていうことがある

でしょうか。それがまだ終わりじゃないのよ、まだづつくのだから。元気に生きていかないと。

 今回の作品は前作とは違って怪獣バトルを惜しげもなく見せてくれるし、オリジナル(日本版)

ゴジラネタをいっぱい積み込んでくれるのでそれを見つけ、感じることがどんなにうれしかったか。

想像や勘違いもあるかもしれませんがその一部をキーワードでまとめて見ました。

 

 

◆「モスラの歌」「ゴジラのテーマ」

ゴジラがハリウッドでも復活してもテーマ曲は使われなかった。今回初めて使用。今までなんで

使わなかったのか不思議。追加でなんと「モスラの歌」も思わず歌ってしまいそうになった。モスラが

中国雲南省生息というの気に入らん(やっぱインファント島でしょ、)けどまあ許す。卵、幼虫、

成虫のデザインがちょっと怖く生物的過ぎるけどまあいいか。で小美人はどうなったの?と最初は

母と娘がその代りかと思っていたのだが、実はチャン・ツィーがその役割を果たしていました。

何とゴジラやギドラを追っていたのがチェン博士で、モスラ誕生に立ち会ったのがリン博士で

二人は双子だったのです。別々に出てくるのでわからなかった。双子の小美人というキーワードは

ここで使われてました。音楽関連でいうとキングギドラもラドンもテーマ曲があるので使って欲し

かったなあ。ところでエンディングになぜか般若心経が入っていたの気づきました?

◆「オキシジェン・デストロイヤー」

ゴジラを倒した唯一の武器がいきなり米軍の最終兵器として登場。デザインも踏襲されていた。

使った後の海で魚が浮いているところも第1作目を思わせる。いいけどちょっともったいない

使い方だと思った。この後ゴジラが仮死状態となり芹沢博士が「核爆弾」でゴジラに活を注入しに

行くのはなんとも複雑な気持ちになってしまった。あの時の懐中時計。広島の原爆投下時間の

8時15分を指している。どこまでも核兵器を否定する立場でゴジラを作ってほしいと思った。

でもこの芹沢がゴジラと対峙するシーンはいいのよ。第1作目の最後のシーンをより進化(神化)

させた感じが出ていた。さて活を入れられたゴジラはバーニングゴジラに。これは「ゴジラVS

デストロイヤ」のメルトダウン寸前のゴジラからパクリ。これに限らずかなり平成ゴジラシリーズから

の引用が結構多いのがうれしい。

◆「キングギドラ」

誰も「キングギドラ」と呼んでいないのがミソ。「ギドラ」なのよ。呼称は「モンスターゼロ」。

いいねこれ「怪獣大戦争」でX星人がキングギドラのことをこう呼んでいた。ちなにに

「怪獣大戦争」のアメリカ公開時のタイトルが「モンスターゼロ」。さてオリジナルを踏襲して

ギドラが宇宙怪獣という設定がうれしい。あくまで想像だけどあの解説が出てきた時に思い

出したのが「グレート・ウォール」の宇宙怪獣。万里の長城を作ったのは宇宙怪獣から中国を

守るためという素敵な設定のレジェンダリー映画。どこかで繋がっているのでは?ちぎれた

ギドラの首が回収されるシーンはびっくり。でもあの姿「ゴジラVSキングギドラ」の冒頭シーン

からのいただきとすぐに感じたが(首と胴体の違いはあるが)、このエピローグ次回作につながって

いるのだろうか?「VSギドラ」では海底から引き揚げたギドラの死体を使ってメカギドラに改造

している。次回作は「ゴジラVSコング」に決まっている。なので

①コングとギドラを融合させた新怪獣登場?ゴジラとコングが協力してやっつける?

②ギドラをバラと人間と融合させた怪獣ビオランテを作る。

③単純にギドラが頭だけでも再生可能で再びギドラとなり「VSギドラ」(USA版)となる。

ああああああああ、妄想が止まりません。(あくまで筆者の妄想です)。

◆「ラドン」

 英語発音は「ロダン」。昔からそうらしくて今回字幕と日本語版だけが「ラドン」となった。

西海橋、福岡を襲ったシーンを思い起こさせ、戦闘機との戦いは見事だけどちょっと

ギャオスに似ていないか?今回はCG製作でトリにより近くした(スーツだと人が入る足の部分が

太くなりトリらしい足にならない)ためかもしれないが。

実は今回のお話の基本ストリーは「ガメラ3イリス覚醒」に似ている。ガメラとギャオスの戦いで

親を亡くした主人公がガメラに復讐するためにイリスを覚醒させる。ガメラは地球の環境変化が

起きた時に正常な状態に戻すために現れる。今回の物語も長男をゴジラ災害で亡くしたことから

怪獣の存在への疑問、自身の問いかけから地球規模の回復ための存在として必要なのではと。

こんな具合に平成ガメラシリーズもリスペクトしていると思われる。なので今後ゴジラとガメラを

戦わせる映画をハリウッドで作ってほしいな。

ところでラドンって長いものには巻かれるというか、つよい方になびく奴だったのね。このあたりに

ちょびっとだけど人間臭いシーンが出てくるのもご愛敬でにんまりのシーンだった。でもモスラとは

戦ってほしくなかったなあ。どちらかというとモスラと一緒にゴジラに協力してギドラをやっつける

絵が見たかった。ラドンのおんぶとかも再現してほしかった。「三大怪獣地球最大の決戦」のように

会議を開いてみんなで戦うシーンがほしかったなあ。まあ作品のトーンが変わっちゃうか。

◆「子どもが怪獣と絡む」

これ重要。あくまで子ども目線で怪獣を見るというのが。でも物語としては幼稚になったり、都合

よすぎたりするので危険な要素なんだけど今回はよかった。14歳の少女がギドラを呼び寄せる

あのしたり顔がいい。家族の再生であり、親への反発や弟への思いなどが絡み合ってラストの

見せ場を作ってくれたのがよかった。私は怪獣映画はどこまでも子どものものだと思っている。

子ども目線がなくなってしまうと次の世代に引き継がれない。大きな子どもが面白がって究極の

怪獣映画ばかり作ってもダメ。ヒーローものもそう。子どもに寄りすぎて幼稚なものばかりでもダメ

だけど子ども目線で見て大人からのメッセージが伝わるそういう作品でないとダメだと思う。

欲をいえば今回の設定年齢14歳ではなく10歳程度にしてほしかったけどまあいい。

 

◆「ゴジラ対ヘドラ」の坂野義光監督、スーツアクター中島春雄(写真入り)に捧ぐ

これがラストに映し出された時の感動はもう言葉にできない。

まず、坂野監督はゴジラをハリウッドで映画化するために心血を注いだ方と聞く。

前作ではクレジットされていたのでなんかちょっと意外感じがしていたが環境問題と

ゴジラを組み合わせた作品を作りたかったらしい。東宝でも異端児扱い?みたいで

「ノストラダムスの大予言」の製作にもかかわっていたとか。ゴジラファンなら知っては

いてもこんなレアな人に捧げられていたことに驚きというか感動してしまった。

そしてもう一人は中島春雄さん。初期のゴジラのスーツの中の人。アメリカのファンに

よく招かれた話は聞いたことがある。昨年のアカデミー賞で追悼にされておりこのときも

感動だった。今回は多分あの時と同じ写真で追悼されていた。よくこの映画を誰々に

捧ぐと最後に記されているが写真入りなんて珍しいと思う(他が思い出せない)。

ここまでリスペクトされているとは本当に凄いです。怪獣映画ばかり見て他人から幼稚だとか

オタク扱いされることを恐れている時代が私にもあったが、作っている人たちの声を聞いて

大人が真剣に作っているものを好きで何が悪いと思ったころから普通に好き見てきた。

今、こんな気持ちにさせてくれたのは好きでいてホントよかったと思う。ホントにホントに

 

よかったと思う。

◆「ゴジラVSコング」

来年春公開予定。対決ものは前に来たほうが勝というルールがある。

なので前回「キングコング対ゴジラ」は引き分けではなくキングコングの勝ちということになっている。

ではやっぱりゴジラの勝かな。でも…。長くなるのでもうやめときます。

 

#キングギドラ

#モスラ

#ラドン

 

 

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