November 14, 2009

スペル

「スペル」
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○監督:サム・ライミ
○出演:アリソン・ローマン

 東京ファンタ、ゆうばりファンタで鍛えられたので少々のホラー映画は
大丈夫な体質になっていたのですが、最近、少々遠ざかっていたので、すっかり
免疫がなくなっており、それでもサム・ライミのお帰りなさい映画とみなが
いうので見に行きました。 怖かったです。ほんと怖かった。たった99分。
笑い飛ばしてみてやろうと思っていたのですが最後までしてやられました。

 借金の返済を延ばして欲しいと来た老婆の申し出を断った銀行の窓口係の
女性が老婆に呪いをかけられて、悪夢の3日間を過ごす。原題は「私を地獄へ
つれてって」と訳せばいいのでしょうか?

 こういうホラー映画は普通笑えます。「怖い」という一方その緊張
の裏返しに「笑い」が出てくるのが普通。あり得ない恐怖的なシーンを冷静にみて
笑ってみるのがこの手の映画の正しい見方と思っていたのだが、しかし今回は
違った。免疫がなくなったこともあり、その空気やリズムがつかめないのだ。
そして、見せない恐怖が繰り返しやってくるので笑えない。
本来、アメリカ映画で恐怖というと見せる恐怖で、その気味悪い姿を、
状態を見せて怖がらせる。ジェイソン、フレディなどのシリアルキラーの
映画を見ていればわかる。その衝撃的な映像で気分が悪くなる。まあ、出てくる
登場するまでが怖いとい奴だ。

しかしながら、今回は3日間恐怖の洗礼を受ける主人公にどのような恐怖の
体験をするか見当がつかず、はっきりした姿が見えないことが余計に恐怖心を
あおるのだ。

だから、呪いをかけた老人との戦いなどは本来は笑うところなのだが、
姿が見えない悪魔の仕業かどうか判別が付かない曖昧な悪夢の連続で
ほんと疲れました。

呪いをかけられたボタンをなんとかしなくてはいけないことになり
墓を暴く主人公。お決まりのように雨の中、乳首の透けるTシャツで
がんばるシーン、そしてラストのオチ。

もうはまり込んでしまって笑えず、おのオチ、落語のオチのようなラスト、
見抜けなかった! 

コレがとっても悔しくしい。してやられました。

コレを読んでしまうとかまえて見てしまうかもしれませんが、
この秋一番のオススメであることに違いないので、是非御覧なさい。

ホラーが苦手な人にもオススメします。心底怖がって、恐怖味わってください。
体調が悪くなったり、心臓が止まっても私は知りませんが。でもそれを
越えたところに笑いがありますから。


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マイケル・ジャクソン THIS IS IT

「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」
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○監督:ケニー・オルテガ
○出演:マイケル・ジャクソン

 この手の映画はあまり見ない。音楽映画といっていいかと思うのですが、
あまり音楽、特にPOPSに興味がないので、まず見る対象からはずしてしまう。
優先順位でも低く、またコンサートなどにも一度も行ったことがないので
あまり語る資格はないと思う。ファンがその雰囲気を楽しめばそれでいい
のであって、ファンでないものにとってはただの苦痛だろうからと思って
いた。

しかし、あのマイケル・ジャクソンの映画だし、妻が見たいといったので
付いていった。しかも、なんと今回から例の夫婦割引で見れるのでお得と
言うこともあり出かけた。

素直に面白かった。別に感動するようなことはなかったが、彼のエンターテナー
として、ファンを楽しませよう、喜ばせようという心が伝わってきた。
それはスタッフの熱意でもあり、神様的に従うといった関係だけでなく
一緒にコンサートをつくり上げていきたいという気持ちが伝わってきた。

最初は2週間限定の公開だったが、さらに2週伸びた。どのシネコンへ行っても
上映している状況は前代未聞で冷えていた秋の興行のカンフル剤になったと思う。

しかいアレだけのスタッフ、設備などの準備をしてコンサートは開催されなかった
のだからかなりの損害ではなかったかと思う。保険などでまかなえるものでもなく
かかった資金回収のためにこのような映画が必要だったのではないかと思ったが
真相はどうでしょう。

 劇中3D撮影された新版「スリラー」が出てくる。
前作が日本で初放映されたときにリアルタイムで見たのを思い出した。今回は
コンサート用?に3Dで撮影したのだが、このシーンだけでも3Dで上映できなかった
のだろうか? かなり3Dを意識した撮影をしていると感じる映像で、2Dで上映された
のは残念だった。

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October 27, 2009

私の中のあなた

「私の中のあなた」
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○監督:ニック・カサヴェテス
○出演:キャメロン・ディアス、アビゲイル・ブレスリン、アレック・ボールドウィン

 最近映画を見るテンションが下がりっぱなしで、このメルマガも遅れぎみ。
ほんとうに見たい、いい映画がないという状況が続いています。
見れば結構いいのかも知れませんが、そこまでの気持ちにさせてくれないのです。

 アメリカでそこそこのヒットを飛ばした「私の中のあなた」ですが
この秋唯一の見たかった映画です。設定がかなりアメリカ的で主人公が少女と
いうのがいいです。でもこの邦題、いいなと思っていましたが原題のほうが
やはりよくこの映画を表しています。「My sister’s keeper」が原題。
「私の姉を維持する者」と訳せばいいのでしょうか。

維持する者は妹のことですが、この妹アナと姉ケイトだけのお話になっておらず、
家族全員、一人一人が病気のケイトへの思いを語る形式になっていました。

アナは自分が姉のために作られた、生まれてきたドナーであることで、
親を訴えることになるのですが、それには深い理由があったという物語です。

家族の絆を維持しながら必死にケイトの看護をする母サラをキャメロン・ディアスが
演じていますが、初めてこの人演技がうまいと思いました。もともとが
かるーい映画から出てきたのでそんなイメージがあったのですが、それは昔のこと
でしょう。

 もう少し泣ける映画になっているかと思いましたが、そういう方向はほどほどに
家族の崩壊と再生をえがいているいい映画でした。

 しかし、面白い国です。姉のために人工授精して生まれてきた子どもを
ドナーとして姉の命を長らえさせるために数々の処置、手術をうけさせて、そのことで
子が親を訴えるとは。それがこうして本や映画になる。単純なお涙頂戴映画になって
いないところがどこかの国の量産され、タイトルも覚えていない難病ものとは違う
ところです。

たまにこういうアメリカ映画に出会えると、まだアメリカは大丈夫かと思えます

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October 09, 2009

コネクテッド

「コネクテッド」
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○監督:ベニー・チャン
○出演:ルイス・クー、バービー・スー、ニック・チョン、リウ・イエ

 おもろい映画とはこういう映画をいう、その見本的な作品。
大満足の香港映画です。まともに米映画「セルラー」の版権を買って香港で
リメイクしたことを売りにしていますが、そんなことはどうでもよく、
本家よりココまで面白くなるか!という展開で素晴らしい!

なのにこの公開のされ方はなによ!もっと正念入れて公開したらどうなの。
大阪では1館で朝とレイトのみ。神戸行ってもほとんど1日2回上映。
あと12月に京都のみ。これではヒットする映画もしないよまったく。
見に行く時間作るのにどれだけ苦労したことか、まったく。

 始まりはある誘拐から。ロボットの設計をやっているシングルマザーのグレイス。
娘を学校に送った後に誘拐され監禁される。そこには外に繋がる電話があった。
電話はもちろん壊されたが、なんとか修理して繋がるように。繋がった先は
アボンという名のシングルファーザー。子どもが海外留学に行くのを送りに
空港へ急いでいる途中だった。電話の内容を信じていなかったアボンだったが
とりあえず交通課のおまわりさんへ連絡、そのおまわりさんは元刑事のファイ。
或る事件で降格処分となっていた。やがて彼らを巻き込んで巨大な悪が姿を
みせることになる。

オリジナル作品でも突っ込んだのだが、電話を壊すのはいいが、その前に
監禁するのに一人するなよ。監視をつけてしばっておけよ。ココがそのままだった。
これじゃ犯人マヌケだよ。だけどそんなささいなことが後半どうでもよくなってくる
のが香港映画のいいところ。
無駄なアクションがたくさんあっても観客を喜ばすための演出なので許せてしまうし
なんといってもバカみたいなありえないCGが出てこないのがいい。昔見た香港映画の
身体を張ったアクションのオンパレードなのだ。だから元刑事のファイの顔が
リー・リンチェイに見えて仕方がなかった。もっとクンフーアクションを見せて欲しかった。

ケータイ(ネット)で繋がっていることにより助かったという本作のネタはアクション
でも最後に生かされており、悪の親玉との一騎打ちで空港の倉庫での戦い。倉庫の高い
足場で死闘、アボンは足に梱包用の網が引っかかる。足がもつれて堕ちる。が同時に
悪者の足にも網が、バンジー状態だったが、悪者の足には網、つまりネットが綱がって
おらず落下、床にたたきつけられる。ネットに繋がっていたアボンは九死に一生を得る。

という遊びが楽しい。

グレイスとアボン、お互いシングル同士ということや、パパとしてのアボンが息子の
信頼を回復するところなども平行して描かれ、そして元刑事ファイの心の内の問題までも
解決してしまうラストはお見事!

まあ、昔から勝手にパクッて映画を作ってきた香港映画ですが、そのパクリ方も
単にまねをしただけでなく、ちゃんと消化されて自身の映画になっているから面白かった。
それを再びやっているだけなのだ。

でも面白い。
だから面白い。
そしてもっとこんな映画を見てみたい。

今あるCGだの3Dだのの映画はありえないアクションシーンを並べているだけの
映画は本当に退屈で、退屈で、もう見る気がしない。いい加減に
して欲しいのだ。そんなもの見たくない。

身体をはって楽しませてくれる面白い映画をもっともっと見たい。

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October 02, 2009

グッド・バッド・ウィアード

「グッド・バッド・ウィアード」
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○監督:キム・ジウン
○出演:ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソン
 おもろない。
面白くなるはずの題材が面白くなっていない。
韓国製西部劇と期待していた作品ですが公開がのびのびなっていたのは
その作品の出来と版権の高さからではないでしょうか。

宝の地図をめぐって対立するいい奴、悪い奴、変な奴。
大列車強盗のシーンから始まり、そのスケールの大きさ、かっこよさにしびれる
スタートを切るのだが、後がいけません。なんとも単調でお話に弾みがつかない。
地図が本物でも偽物でもいいのだ、争奪戦を繰り広げ、騙しあいの中にユーモア
を織り交ぜて見せてくれればいいのに、アクションの大掛かりな中に撮影、編集の
下手さが映画をつまらないものにしている。この点は香港映画を勉強して欲しい。

ラストの日本軍を巻き込んでの大追跡ゲームはやたらドンパチが多くて、
日本軍はそのためにだけ出てきた感じがする。

そしてその地図からお宝が見つかってしまうのも、当たり前すぎて面白くない。
客を騙してなんぼでっせ。


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September 30, 2009

サブウェイ123 激突

「サブウェイ123 激突」
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○監督:トニー・スコット
○出演:デンゼル・ワシントン、ジョン・トラボルタ

 旧作は見ていないが名作だそうで、一度みたいとは思うがこちらは
二度と見ないだろうな。

無駄なアクションが多すぎ!

TVドラマの「24」の24時間をさらに短く1時間で決着をつけようとして無理が多く、
また、ジャック・バウワー?のまねのようなジョン・トラボルタがわめきちらし
それで終わってしまう映画。

デンゼルの家族との絆のようなものがちゃんと描けていないので、全体が中途半端
になりラストに牛乳を買って帰る彼の姿になにも感じないのだ。

 それを無駄なアクション、つまり現金輸送で交通事故を起こすシーンは
何の意味がある? 劇中でも言っていたがヘリ使えよ。
推測だが、「交渉人真下正義」をスタッフが見たのではないか?
それをみてから「サブウェイパニック」を見直してリメイクを思い立った。
のではないか?
元が同じなのでなんともいえないが、きっかけにはなったように思うのだが。

まあ、せわしない映画でした。

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September 29, 2009

HACHI約束の犬

「HACHI約束の犬」
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○監督:ラッセ・ハルストレム
○出演:リチャード・ギア
 日本の勘違い表現は少なめにアメリカで秋田犬がリチャード・ギアの帰りを
待っているというお話で、ご存知「ハチ公物語」のアメリカ版リメイク。
でもフジテレビと松竹が作っているからなんとも日本テイストな作品といっても
いいかもしれない。事実アメリカでの公開はどうもこれかららしい。
今年は犬の映画多く春から5本も公開!
「ビバリーヒルズチワワ」
「マーリー世界一おバカな犬が教えてくれたこと」
「幼獣マメシバ」
「ボルト」
「ウォレスとグルミットベーカリー街の悪夢」

「スラムドッグ$ミリオネア」なんてのもあって今年は犬年かねまったくって感じ。

その締めというか真打登場の「HACHI約束の犬」ですが、
そう泣けるような作品でもなく、淡々と丁寧に描いていた。それに尽きる。
それがそんなによかったかというと・・・・・。

私は犬派です。でもなんか感情移入が出来なかった。かわいいんだけど
あの家族とのかかわり、見守る目のようなものが感じられなった。
だから予兆を感じたときのHACHIの行動にうたれるものがないのだ。

最後の年月を表すHACHIと木の生長をCG合成していたが、余計なシーンに
見えたのだ。あれは興ざめではないか。

そういったトリックなくせっかく絵を見せてきたのに。

アメリカと日本での犬との付き合い方が根本的に違うことも問題で
アメリカでは家族、日本では服従、忠犬、主に従えるが故の悲劇、
忠臣蔵の精神が生きていてそれが曲がった理解からこうなってしまったと
私は見た。

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August 25, 2009

ノウイング

「ノウイング」
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○監督:アレックス・プロヤス
○出演:ニコラス・ケイジ

ニコラス・ケイジなんか好きじゃないのになんか見てしまいます。
私の好みの映画にこいつがいつもいるような気がします。

で、「ノウイング」ですがほぼ全国上映が終わったのでネタバレありで行きます。
DVDで楽しみにしている人はご注意ください(あんまりいないと思うけど)。

この映画評判があまりよろしくなかった。
でも私はこのごった煮感覚嫌いじゃありません。

 オカルト調のスタートから変な数字の羅列が登場。それから50年後の
現代でタイムカプセルから掘り起こされるその数字。一見意味はなさそうな
数字からニコラスパパは意味を読み取ります。
子どもがもらったタイムカプセルのプレゼントだったのですが
子どもが受け取るということにも実は意味があって・・・・。
数字から読み解くとそれは大惨事の日付の記録だった! 阪神大震災の写真も
9.11も出てきます。そしてそこにはこれから起きる大惨事も・・・・。

飛行機の墜落、地下鉄の暴走など見せ場続き、オカルト→サスペンス→パニック
映画になっていきます。何の映画見ていたんだっけ?

忍び寄る影がありその数字を書いた少女のその後を調べるニコラスパパ。
その忍び寄る影は宇宙人だった!えーっこれってSF映画だったのだ。

子どもたちを連れて行こうする宇宙人。そこになにか悟ったような雰囲気が。

各地の災害が拡大し、太陽フレアの影響とわかる。もう死ぬしかないと心を
決めるニコラスパパ。そのとき世界各地からUFOが子どもたちをつれて
地球を脱出。選ばれた人類は生き残ったのだった。

最後に新しいアダムとイブの姿が映し出される。

SFファンタジーとして終わるこの映画、おいおいといいたくなるが
怒ってはいけません。

でもね、あの大惨事、知っていたならタイムカプセルに入れるのじゃなくて
判りやすく教えたれよと宇宙人に突っ込みたくなるのですが
それはいわずもがなですね。

次は年末に「2012」っていうデザスタームービーが年末に来ます。
こちらは正統派のようです。大惨事が見せ場で楽しみなのですが予告で
あんなに大陸は傾かんだろって画面に突っ込んでしまいました。

こういう映画はそうやって楽しみましょうね。


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August 22, 2009

アバター 予告編特別試写会

「アバター 予告編特別試写会」
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○監督:ジェームズ・キャメロン

本日解禁となった「アバター」の特別試写会に行ってきました。
といっても約20分の映像だけですが。

内容はアニメ「銀河鉄道の夜」のジョバンニとカンパネルラ(あの猫キャラ)を
のっぽで背を高くしたエイリアン(?)が主人公(?)。
海兵隊で足をなくした男がそのエイリアンの身体をアバター(化身)として
惑星パンドラで生きていくお話のようですが、そこで海兵隊との戦争が起きる
ようです。その様子が「エイリアン2」と「スターシップトルパーズ」を
足したような戦いでパワードスーツや、パワーローダーが大活躍(?)しそう。
もちろんバグズもいっぱい出てきてドラゴン(?)も大量出演!
「ロード・オブ・ザ・リング」みたいで、「キングコング」の島のような惑星というか
「スター・ウォーズ」の惑星エンドアのような舞台での愛と冒険のファンタジー
SFアクションドラマのようです。

全編3Dということで今回の映像も3Dで見たのですが、あの3Dメガネは
奥行きは出ていい感じなのですが視野を狭くするのが難点。もうすこし
改良して欲しい。メガネをかけている身としてはコレが2時間以上は辛い。

さてこの予告編、コレまでの作品から一本突き抜けたようなところが
感じられなかったのが残念。上記に書いたようにどこかで見た作品の
寄せ集めのような雰囲気なのだ。本編ではそうではないよというところを
見せて欲しい。

まあ12月公開を期待して待ちましょう。

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August 20, 2009

屋根裏のポムネンカ

「屋根裏のポムネンカ」
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○監督・脚本・美術:イジー・バルタ

 「ウォレスとグルミット」につづいてチェコの人形アニメです。正直、チェコ人形
アニメは初体験でした。

だってグロテスクでシュールでかわいくないんだもの。だから今まで見なかったの
ですが今回は機会がありみることが出来ました。

 屋根裏に生活するおもちゃたち。青い目の人形ポムネンカは彼らのアイドル。彼女が
悪の帝国にさらわれ友達人形たちが助けに向かう屋根裏の大冒険のお話。

 「トイ・ストリー」でとなりの家のガキ大将がおもちゃを改造してミュータントみたい
なものばかり作っていましたが、あの世界が中心なったようなお話。

 見た目はアナログは表現が多くでもきっちり人形とセル(?)のアニメを使って
独特の世界をつくり出しています。まあコレをどこまで受け入れることが出来るかは
個人の趣味、感覚の問題ですね。

 ポムネンカが主人公なんですがあんまりかわいい人形とは思えなく(いやかわいいん
ですが私の趣味ではない)チラシを見ると表に出てこない。クマのぬいぐるみや
後半活躍するネズミが表に出ています。主人公なのになんで?
粘土でできたポテトヘッドもどきも大活躍するのですがどこか汚らしい。
そう、グロテスクというより汚らしいというのが全編に漂っているのです。

それがチェコ人形アニメの味わいのようですが。

悪の帝国が悪者を人間が演じており、この組み合わせ結構大変だったろうなと
思いました。だって人形アニメと通常の人間の撮影は同じコマで撮影できませんから。
この悪もん、「たまもの」に出てきたボーリングの銅像に似ていました。

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ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢

「ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢」
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○監督・原作:ニック・パーク

 久しぶりの新作は昔の方式、短編に戻ってきました。約30分で終わって
しまいますが、コレぐらいがこの作品にはちょうどいいみたいです。

「チキンラン」でハリウッドへ渡り、「野菜畑で大ピンチ」と作ったのですが
どうもしっくりこなかった。多分ニック・パークの風味は長編向きではない
のでしょう。実際多くのスタッフは平行して各パートを作っていくデレクション
が大変だったようです。

 今回BBCで昨年冬に放送されたものを日本で劇場公開。過去の3作品
とあわせてということでその変遷がたどれるのはうれしいのですが、
上映順がなんと「ベーカリー街の悪夢」から始まって「チーズホリデー」
「ペンギンに気をつけろ」「危機一髪」でした。これはちょっとよくない
のではないでしょうか。製作された順番に見たかったと思います。
というのも、やはり1作目が1986年の作品で今回の新作まで23年の
歴史があり、どうしても質の差が目立ってしまうからで、
実際「チーズホリデー」のグルミットには指紋がついていた。
粘土で手作りしている証拠だが、今の作品ではそれはない。

 今回も面白かったが最初に広島で「ロングトラウザーズ(原題)」つまり
「ペンギンに気をつけろ」を見たときの衝撃にはかなわない。多くの短編
アニメを見て最後にこの作品が登場したときのあの興奮は忘れられないのだ。
探偵ものやSF映画の旧作をリスペクトし、間の取りかたのうまさ、そして
最後に大列車強盗に発展するくだりは場内大爆笑と大喝采だった。
 多分これ以上の作品は作られないだろうと思う。

今回も展開としては同じで、どうもニック・パークは女性が嫌いみたいで
嫌な感じの女性がでてくる。案の定これが犯人なのだが、ラストに向けて
アクションが展開されるその流れは健在でまたまたサスペンスとSF映画の旧作
パロディも登場する。あのパワーローダーが出てくるシーンにはひっくり
かえったが・・・・。

 日本じゃ子ども向けのような売り方、イメージがあるが細部をよく見ていると
そのテーマ、表現において年齢の対象はもっと広くもっと高いようなきがする。

きっとイギリスの文化の中にちゃんとこういった作品への理解が年齢関係なく
あるのだろうな。日本のアニメが30年かけて到達した歴史似たところが
あるように思う。


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August 16, 2009

ハリー・ポッターと謎のプリンス

「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
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○監督:デイビッド・イェーツ
○出演:ダニエル・ラドクリフ 、 ルパート・グリント 、 エマ・ワトソン

 少し間があいてしまいました。夏の旅行やなんやかんやで忙しかったのです。
で、その合間に何とか映画は見ていました。

 わざわざ箕面までハリーを見に行きました。日本では数少ない3D版を
上映しているからといったのですがなんと最初の12分のみ! 
それで特別料金かよ、でメガネは回収だし(モンエリではくれた)。

 なんとなく見せ場が最初に集中している感がしたのですが、現実世界にも
魔法界異変が迫っているということなのですが、それが映画全体に響いてこない。
つまりは3Dの見せ場だけのシーンのような。

で後は退屈とは言いませんがもっとテンポよく進めばいいのにぐだぐだと、
或る意味丁寧にストーリーを重ねやがて大切な人の死と謎のプリンセスの
正体がわかるといういつものラスト15分程度でやっと本筋の話が進むと
いった展開でした。

原作は読んでいませんが原作ファンはみんなこの話知っているのよね。そんな
に熱中する魅力が原作やこの映画にあるのか? どうもわからん。

確かにCGを使った迫力ある映像とは思いますが、それだけで見にくるとも
思えないし・・・・・。

なんかね、だからどうなのよって感じ。
誰かに感情移入できるわけじゃないし
ポッターがかっこよくも、魅力的なヒーローでもないところがね
興味をもって見られない。もっと青春しても、苦悩に落ちてもいいんじゃ
ないの。道を外れるとか、甘えるとか、もないし。

とにもかくにも「ハリー・ポッターと死の秘宝」が2部作になってどんな
フィナーレを見せてくれるのか? 
ここまで付き合ったのだから最後まで付き合おうとは思いますがしかし、
あんまり期待できそうにはないというのが正直なところです。


ところで「混血のプリンス」というところがミソなのに邦題は「謎の~」にして
少々意味合いが薄れてしまいましたね。コレでいいのかな?

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July 30, 2009

モンスターVSエイリアン

「モンスターVSエイリアン」
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○監督:ボブ・レターマン、コンラッド・ヴァーノン
○声の出演:ベッキー

 50年代のSFモンスター映画を題材に1本映画にした本作は全編パロディ
映画として仕上がっており、怪獣好きには楽しめるが、しかし私はあのデザイン
がどれも好きにはなれなかった。これがこの映画の一番大きな傷である。

・スーザン(ジャイノミカ)
「ジャイアント・ウーマン」のタイトルで巨大化した美女が暴れるモンスター
映画は何本かあります。でも私は見ていません。コレを機会に見ようかな。
有名どころではダリル・ハンナの作品かな? 亜流で「ジャイアント・ベビー」と
いう作品もありました。「ウルトラQ」でも巨人が出てきました。

・ミッシングリング
半魚人のことで海から陸へ上がって進化を遂げたその失われた部分を埋めるのが
半魚人とされています。こちらも「ウルトラQ」「ウルトラマン」のラゴンとして
出ていましたね。今回の映画の中では南極で発見されており、「遊星よりの物体X」の
要素も含んでいました。

・コックローチ博士
なんでゴキブリなんだよと思ったのですが、ハエと似たものでゴキブリだったのでしょう。
「ハエ男の恐怖」は子どもの頃に見て怖かった、でも話がよくわからなかった?特に
ラストのオチが、いまだに不明です。再見する気になれず今に至っております。
「ザ・フライ」は好きな映画ですが2作目は単なるホラーでしたね。
ところでフィリピン映画で「ガガンボーイ クモおとこ対ゴキブリおとこ」というのが
ありましたが版権大丈夫だったのでしょうか?(DVDタイトルは「スパイダー・ボーイ
ゴキブリンの逆襲」)

・ボブ
「マックイーンの絶対の危機(ピンチ)(TV「人喰いアメーバーの恐怖」)」その後
「ブロブ」でリメイクもされました。液体の怪物で日本では「美女と液体人間」
というのがありました。液体化するというのはちょっとした恐怖の要素があるんですね。

・ムシサウルス
大きなお目々でかわいい顔をしたモンスターでココだけ見てると何を元にしているのか
判りませんでした。でもこれは明らかに「ゴジラ」と「モスラ」です。版権元がうるさい
のでここまでデフォルメする必要があったのでしょう。インファント島らしき南の島で
放射能を浴びたムシが巨大化した怪獣。小さなシッポと背びれがゴジラの名残です。
後半、繭になって飛ぶ姿もモスラの成虫ですが、羽が付いただけでほとんどデザインが
変わっていませんでした。光で誘導するところやゴールデンゲートブリッジをはさんでの
戦いも元の作品へのオマージュでしょう。でもサイズがころころ変わっているようで
スーザンもムシサウルスも映画の中でのサイズは結構適当だったような気がします。

・エイリアン
って「エイリアン」ではなく火星人と呼ばれた宇宙人タイプでした。「マーズ・アタック」
「惑星アドベンチャー」「宇宙水爆戦」あたりが元になっているようです。タコ形の宇宙人
は「未知との遭遇」タイプの宇宙人、いわゆるグレイが出てくるまでは一般的だったと
思います。

・トマト
もちろん「アタック・オブ・ザ・キラートマト」からゲスト出演でした。

3D作品としてはよく出来ており、とくにムシサウルスのフワフワ感なんかがよかったです。

アメリカでも何故アメリカばかりがモンスターやエイリアンに襲われると思っていた
のですね。日本でも「ガメラIII」で本田博太郎の台詞で「何故日本ばかりが襲われる」と
いうのがありました。結局は製作国のお金儲けのためです。

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July 23, 2009

レイジング・フェニックス(原題)

「チョコレート・ファイター」のジージャーの新作! 日本で見れるのはいつ!

ストーりーはよくわからんがとっても熱い映画になってそう。早くみたい。


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July 16, 2009

レイン

「レイン」
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○監督:オキサイド・パン、ダニー・パン
○出演:パワリット・モングコンビシット:コン

1999年のタイ映画で英語題名は「バンコック・デンジャラス」。
先ほど公開されたニコラス・ケイジ主演の映画の元になった作品。
出来はやはりオリジナル版のほうが良く出来ている。流れが自然だし、
それなりに納得のいくお話にしている。わざわざニコラス・ケイジを
バンコックにつれてきたところから無理があったということだ。

オリジナル版は暗殺者である主人公コンの耳が聞こえず、声がでない。
銃の腕がたつことから仲間とともに殺し屋の道を選ぶことになる。
生きていくために仕方のない選択であった。
ある日薬屋の少女と出会い恋におちるがデートの途中で強盗にあい、
躊躇なく強盗を射殺。ショックを受けた彼女は彼の元を去る。
仲間が殺され復讐に立ち上がるコン。本当に悪い奴へ立ち向かう。

 と、要所要所は同じでストーリーもあまり変わらないのだが、
主人公の設定がココまで変わると映画のとしての印象が全く違ってしまい、
ハリウッド版は無理があり、崩壊した話になって当然といえる。

でも、だからといってわざわざリメイクするだけの価値ある映画か? と思いました。

パン兄弟の血の表現はなんとも気味悪く、凝ったタイトルから始まって流れる血の表現が
面白いのだが、これがハリウッド版ではなくなっておりますます何のために作ったのか
判らん映画になっていました。監督は同じなのですがリメイクのときに横槍が入った
ということでしょうか。

まあ、ハリウッドリメイクの悪い例というやつでしょう。

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July 06, 2009

ターミネーター4

「ターミネーター4」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督: マックG
○出演:クリスチャン・ベイル 、サム・ワーシントン

この映画を面白くは見ることが出来ない。
悪い出来ではないと思うけど、ここまで来ると「ターミネーター」ではないと
思います。完全にシリーズから外れているし、テーマがなくなってしまって
いるのが見ていて辛い。話のつじつまをあわそうと作っているだけの作品に
なってしまっている。

 「ターミネーター」の面白さは追いつ追われつするのが基本。現代で未来から
やってきたとてつもなく強いサイボーグが主人公を殺しに来る。現代の武器
では太刀打ちできないのだ。

パート2ではそこへ家族の再生と兵器は使いようによって良くも悪くもなる
というアメリカの銃社会を反映した内容になっており、それなりに深いお話
だった。

それが今回はT-800の開発と人間に近いタイプのターミネーターの登場で
感情が芽生える話になっている。
つじつま合わせの話が妙な方向に言っており面白みがない。
各種のターミネーターがトランスフォーマーぽく、また人間を集めて回る
巨大マシーンは「宇宙戦争」のウォーマシーンの様。凶暴なお魚ロボット
は「ピラニア」のオマージュか?ここまでオリジナリティが無くなってくる
と少々悲しいものがある。

さてターミネーターはどこへ行くのでしょうか? まだまだ監督同じで
続くとの情報アリ。とりあえずはみますが・・・・。


ところで工場内のデザインですが人間がいない、全てが機械が支配している
はずなのに人間が入るスペース、通路のようなものがあるのはおかしいのでは?

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トランスフォーマー リベンジ

「トランスフォーマー リベンジ」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督: マイケル・ベイ
○出演:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス

落ち着きのない、常に画面が動いている絵を2時間半見せられると疲れて
しまう。こいつは多動児かと思わせる絵の連続。迫力のある画面、インパクトを
持たせるということを全く取り違っている。理解していない。

映画は映像を見せてナンボの世界。まじまじと観客が見てこれは凄い!と感じる
その時間を与えなくてはならない。

最初の「スター・ウォーズ」、エピソード4のオープニング。スターデストロイヤー
が1隻戦艦を捕獲するところから始まるあのシーン。物語もここから始まるが
なんといってもあのシーンのインパクト、特撮の素晴らしさが堪能できる。

「エイリアン2」でもアレだけ激しい動きがある戦闘シーンがあるが、それは兵士の
混乱の様子を伝える演技、演出でラストの戦いは各者の動き、配置、役割が理解できる
絵作りがちゃんと出来ていた。

いつもいう「緊張と緩和」がちゃんと組まれることにより感動へ導かれるのだ。

「トランスフォーマー」にはそれがない。単なるヒステリックな絵のオンパレードな
だけである。

普通に会話しているシーンですらカメラが動き続けているし、戦闘シーンともなれば
敵味方の区別がつかない戦い方をするから最後にボスをやっつけたのか判らなかった。

あとロボットものとして不満は今回2箇所重要な合体シーンが出てくるのだがそれが
なんともかっこよくない。
オプティマスがステルス戦闘機の先輩と合体、そして飛ぶシーン、日本人としては、
昭和の男の子としては興奮するシーンだが、なんのこっちゃわからんシーンになっている。
はっきり言ってスクラップ同士が団子になっているようにしか見られない。
「マジンガーZ」を見て勉強しなさい。「ゴジラVSメカゴジラ」のメカゴジラ
とガルーダの合体とか、その他飛行ユニットを装着するシーンは映画として見せ場の
はず。あんな絵でOKだすなんて情けない。

同様に敵の巨大なやつ。こいつも合体して大きくなるのだがコレもスクラップの塊で
まったくかっこよくないし、なんか壊れながら動いている感じがして・・・。
よく言えば「ナウシカ」の巨神兵だと思うがそんないいもんじゃない。

歌舞伎の見得を切るというのがありますが、あれがないのです。キャラのかっこよさ
自信のあるところを印象付けるために見得を切るのですが、これがないのです。
ゴジラもウルトラマンも仮面ライダーもその他ヒーローは昔から、そうチャンバラ
時代劇の時代からやってることなのですが、その文化がアメリカにはなく、
またそれに気付いていない。それが非常に残念だ。今からでも遅くないので
マイケル・ベイを下ろして金子修介か田崎竜太、または手塚昌明にでも撮らせたら
もっと面白くなるはず。

箕面までIMAX仕様を体験にいったが、これがまた幻滅。2000円の価値なし。
OS劇場を知るものにとってあれは通常のシネスコと変わりません。確かに映像は
きれいがそれだけ、スクリーンの大きさは感じられない。品川で「チャーリーと
チョコレート工場」を見たときのラージフォーマットのほうがよかった。
なんか騙された感じがします。大阪ならサントリーIMAXシアターなら品川の大きさが
出ると思うのですが・・・。サントリーは以前「ハリーポッター」「マトリックス」を
上映した実績があるので是非お願いしたい。

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June 19, 2009

スター・トレック

「スター・トレック」
―――――――――――――――――――――――――――
監督 : JJ・エイブラムス
出演 : クリス・パイン、ゾーイ・サルダナ、ザッカリー・クイント
 私はトレッキーではありません。
真面目なファンではありません。
ほんとうににわかファンで知らないことの方が多いです。

旧シリーズはTVはほとんど見てません。少しは見ましたが面白くないので真剣には見れません
でした。映画になって全てのシリーズをみて、TVの「新スター・トレック」の途中から最後まで
見ました。いわゆるジェネレーションズです。その後「ヴォイジャー」「DS9」「エンタープライズ」
とTVシリーズは全部見ました。ココまで書くとトレッキーのようですが本当のトレッキーは
こんなもんじゃないので。

で、今回の新生スタトレですが、新しくなったといいますが私に言わせて見ればぜんぜん
新くなっていません。むしろコレまでのTV&映画シリーズの延長線上にあります。

以後ネタバレで行きますが

その理由はレナード・ニモイのスポックが登場するからです。

スタッフ、キャストが一新されかも知れません。描き方、キャラクターの性格が変わったかもしれ
ませんがこの世界は以前シリーズと繋がっているのです。
それをあのスポックが結びつけたのです。

スポックの失敗によりロミュラン星が消滅、ロミュランのネロからその恨みを買ってスポックは
タイムトラベルすることになります(この話は詳しくはコミックになっているそうで映画では
描かれていません。「映画秘宝」の記事でわかりました)。

そして今回の映画の事件の発端となるのです。

だからロミュランがどうしてバルカン星を狙い、消滅させてしてしまうところで行ってしまうのか
の展開が映画だけでは飲み込めないことになっています。

このあたりはTVシリーズなんかで完全版にしてもらいたいところ。

さて、タイムトラベルや次元違う世界の話しはTVシリーズでは何度も出てきており、
実は歴史を変えないように苦労することが多いのですが、今回は次元まで違ういわゆる並行世界
の話になっているので展開に幅をもたせています。

ひとつのお約束として歴史を変えないというのがあるのですが、「エンタープライズ」でもかなり
苦労していたし、「ヴォイジャー」では次元の違う世界のクルーみんなが悪者だったような話もあり
ホログラムデッキと同様にタイムスリップはスタトレの世界の自由度を広げるのに役立っています。

だから今回これが新生スタトレといわれてもなぁって感じがするのですが・・・・・。

ちゃんと「アーチャー提督の犬を転送した」みたいな台詞もあったし。
(解説するとアーチャーはTV「エンタープライズ」のエンタープライズ号の艦長で、ちなみに一緒に
宇宙を旅するペットのビーグル犬の名前はポートスです)
やっぱつづいているんだって感じていました。

で、次なるネタはオリジナルカークの復活か? でも「ジェネレーションズ」で死んでいるから・・・・。

まあ、この路線で再出発したことには違いなく今後も楽しませてくれることに期待しています。


ところで新スポックの顔、どこかで見たけど思い出せない・・・・・・でわかりました。
「ヒーローズ」の悪モン超能力者サイラーでした。

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June 18, 2009

天使と悪魔

「天使と悪魔」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督 : ロン・ハワード
○出演:トム・ハンクス、ユアン・マクレガー

 観光地でラングドン教授が謎解きをやってくれて、はいそうですかで終わってしまう映画。
バチカンに行ったことないし、キリスト教信者でもないし、反物質と普通の爆弾の違いが
判らないし、イルミナティの目的やその脅威、普通のテロと変わらないじゃんと思ってみて
いるといつの間にかお話が終わっており、ミステリーに参加できる余地がないのでつまらん。
だから眠かった。いかにも悪そうなキャラが最後まで残って決着。これに意外性も感じられ
ないのがまた腹立たしい。オビワンが悪役するところがもしかして意外性を狙ったところ
なんて誰も思わないでしょう。

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June 14, 2009

消されたヘッドライン

「消されたヘッドライン」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督 : ケヴィン・マクドナルド
○出演:ラッセル・クロウ 、 ベン・アフレック 、 ヘレン・ミレン

 昨年秋にBS2で放送されたイギリス製TVドラマ「ステート・オブ・プレイ〜隠謀の構図」の
ハリウッドリメイク。
このドラマ6話のミニシリーズなのだが今一面白さが判らなかった。二つの事件が一本の
糸で結ばれるときにグッと面白さが出てくるはずなのだが、イギリス製のためかそのあたりの
文脈のようなものが読み取れない。主人公と議員、その妻との三角関係や編集会議と
その仲間との関係などドラマとして面白くなる要素を詰め込んでいながら、見せ方が真面目
過ぎるのか単調に思えて楽しめなかった。

 さてそれがラッセル・クロウで映画化。舞台もワシントンへ移して2時間で見せる。
ぎゅっと圧縮されたエッセンスが心地よく、無駄なキャラクター、エピソードを省いて見せて
くれる。その文脈が2時間で収め話を判りやすく編集しているのがいい。

 地下鉄で自殺?事故?で死んだ女と議員の不倫。一方ピザ屋の配達人が路上で殺された。
全く関係ない2つの事件を調べるうちに女性の名前がピザ屋が絡んでいたヤクの売人の
携帯から出てくる。女性はある議員の不倫あいて。その議員は事件を調べる記者の友人で
過去には議員の奥さんと三角関係にあった。軍事産業の陰謀まで発展していくが黒幕は
意外なところにいた!

新人記者を教育するとか、編集長との対立とかを組み込んでいかにして陰謀を暴き報道して
行くのかが描かれる。友情というものも邪魔をするあたりも面白い。

だた、気になるのは「消されたヘッドライン」ってタイトル。このままだと報道されなかったのでは
と思うのだが映画の最後では輪転機が回って新聞が印刷されていたからちゃんと報道されたはず。
消されてないじゃん。

というオチが付きます・・・・・。

原題は映画もTVも「State of Play」で「試合の趨勢」と訳され、クリケットの用語のようです。
でも多分「State」も「Play」も隠された言葉の意味があるような気がします。

うーん例えば東映風に「国家遊戯」みたいね。

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バンコック・デンジャラス

「バンコック・デンジャラス」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:オキサイド&ダニー・パン
○出演:ニコラス・ケイジ、チャーリー・ヤン

 プログラムピクチャー最後の砦、タイ映画のパン兄弟の評判の作品を
ハリウッドで映画化、主演はニコラス・ケイジってところがいいんだか悪いんだかの
複雑な気持ちで見にいったらやっぱり駄目でした。

 依頼を受けてその依頼者の希望通りに相手を消し去る殺し屋をニコラス・ケイジが
演じているのですがこの殺しが雑。それじゃバレバレだろうって感じの殺しのシーン
ばかりでよくこいつ生き残ってきたな、全く。生き残る法則を自分で決めていても
あっさり簡単に破るし、その破ることに理由がない。何でやねん!って画面に突っ込み
いれまくって終わる映画です。

なんでこんなことになったのか?
理解不能です。
アメリカではそれなりにヒットしたのはニコラス・ケイジが出てるアクション映画だから?
でもね・・・・これじゃ・・・・。

「レオン」や「ニキータ」のような線で行きたかったのかも知れませんが全く
外れてました。

元の映画は「レイン」って作品で筆者未見ですが、なぜか覚えはありました。
こちらはヒットはしませんでしたがそれなりによさそうな内容で近日中に見比べたいと
思います。

ところで秋に公開のハリウッドCGアニメ「アストロボーイ(鉄腕アトム)」の御茶ノ水博士声が
ニコラス・ケイジとか。うーん伝馬博士の間違いではと思っているのですが・・・・・。


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May 27, 2009

チョコレート・ファイター もう一度

「チョコレート・ファイター」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
○出演:ジージャー、阿部寛

 ものすごく公開を待っていました。
大阪アジアン映画祭でみた新鮮な驚きのあと、是非もう一度みたいと
今回はかなりいろんな資料や記事、ネットの情報を見てから再見しました。

しびれました、泣けました、ジージャー最高です!

この先何年も彼女のファイトシーンを見れるかと思うとうれしくてたまりません。

しかし、今回の上映、弱小配給の東北新社だったばっかりに公開当時の劇場は
なんと全国で8館。
うち2館が関西で、なんばと京都とは。それも一日3回上映。ひどい。
でも劇場公開されたからよししましょうかでもね・・・・・。
過去に「ロケットマン」はホクテンザだけとか「七人のマッハ!」が高槻ルート170だけ
のようなことがあったのでそれに比べればまだいいほうか。
劇場の質も音も良かったから。

でもこんなに面白い映画がなぜ。 100館ぐらい確保できんか、まったく。

多分上映プリントの本数も少なく、焼けてないとおもうので、地方での巡回上映が
始まったら見にいってください。そして大ヒットさせて、パート2の日本での撮影、
日本大公開を実現させましょう。

とにかくジージャーがいいです。彼女、めっちゃかわいいし、カッコイイです。
惚れ惚れします。
ファイトシーンのそれぞれでいろんなことがあったようで、メイキングなど見ていると
過酷な現場だったことが伺えます。彼女自身生傷が絶えなかったようですし、
まぶた?を怪我したときには撮影が中断したとか。でもそのシーン、そんなことが
あったことを全く感じさせません。

かなりカットを割っているのですが、一つ一つのアクションを丁寧に見せて、その編集する
リズムがものすごくうまいのだ。全体の緊張と緩和とそれぞれのアクションの緊張と緩和、
その積み重ねでお客を画面へぐいぐいひっぱっていく。
あのひと大丈夫?と思っているときには次の敵がやられているのだ。
ひとつの蹴りで3人ぐらい倒したり、3回ぐらい蹴ったりとその動きが素晴らしい。

そして、容姿がかわいいのだ、映画は少々時間がたっているからまだ少女っぽさが
残っている。今の彼女を見てもその点は伺われるが、全体的にいい感じでかわいい女の子に
なっているのだ。

最初に自閉症の役だったので、イメージが固定されてしまうかと思ったが、根っからの
明るい性格のようで、次回作はその辺が活かされるらしい。

その次回作は女海賊? 「七人のマッハ」の女の子版? らしい。でその次が
「チョコレート・ファイター2」かな。

アクションにこだわって4年かけて作ったという今回の作品。次のジージャーが見れるのは
少し先のようだが楽しみに待つことにします。

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アンティーク 西洋骨董洋菓子店

「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督 : ミン・ギュドン
○出演 : チュ・ジフン 、キム・ジェウク 、

原作がよしながふみで日本のマンガということは知っていました。
アニメもドラマもあったというのはなんとなく知っていましたが全く内容を知らずに
見ました。
見てびっくり、ココまでゲイの映画になっているとは、映画館へ暗くなってから
入ったのですがほとんど女性ばかりでなかったでしょうか?
韓国のイケメンを並べて映画にしたラブコメと思っていたのですが、ゲイ映画とは。

といっても設定上の問題で、主人公が洋菓子店を開くことになったのはある猟奇的な
事件がきっかけだったというもので、エンタティメント性も充分に加味されており
結果それなりに楽しめる映画になっていました。

なので、かわいい女の子が皆無だったのが少々残念ですが・・・・。
 脱サラをしてケーキ屋さんを開いたジニョクのもとへ集まってくるスタッフたち。
高校の同級生でゲイのソヌはジニョクへあこがれていたがふられており、その後
パテシェになって戻ってきた。なんとか軌道に乗り始めたお店の近くで誘拐事件が
発生する。その事件はジニョクの過去にも関係があるらしい・・・・・?

彼は過去に誘拐されており、自力で脱出、事件は迷宮入りとなっており
ショックで彼の記憶もなくなっていた。その犯人がケーキ好きだったという
手がかりからいつか犯人に繋がるはずと洋菓子店を始めたのだった。

それって無理あるよねといわないのがココでのお約束。

いろんなことがあってラスト、犯人と対峙するジニョク。このシーンはなんとも
いえない味わいがありました。

おんなじ韓国映画でも「チェイサー」とは大違い。

中盤のいろいろあっての話が歌も踊りも含めて見せるので少々引いてしまうが
まあ女の子には受ける映画ではないでしょうか。

不満なのは私の好みのおいしそうなケーキが出てこなかったこと。
どれも好きなタイプではなかったんだよね。


ところで、コレを書くためにネットで調べていると
「チュ・ジフン、麻薬使用報道に日本での映画公開見合わせか? 人気韓国俳優チュ・ジフンが
麻薬エクスタシー利用の疑いで書類送検」との記事が。なんとこの作品公開を自粛することも
検討されていたらしいです。東京は公開中で仕方なく、関西は前売りが既にかなり販売されて
おり公開に踏み切ったとか。でも次回作の「キッチン」は延期に。全く知らなかったのですが
どうも草なぎ君の事件と同時期で日本では消えてしまっていたようです。

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May 25, 2009

チェイサー

「チェイサー」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ナ・ホンジン
○出演:キム・ユンソク、 ハ・ジョンウ

 面白いとは思ったが、万人へすすめることが出来ない映画。
血に弱い人は見ないほうがいい。なぜハンマーやノミを使ってあんなに残酷な
描写を見せるのか。犯人が手にしただけでその思考は伝わってくるのだから
それでいいじゃないか。

 元刑事のジュンホ、今は落ちぶれてデリヘルの元締め。
自分の事務所所属のデリヘル嬢が行方不明になり探し始める。
それが連続殺人事件の犯人を追い詰めることになっていくのだが・・・。

この犯人のヨンミンがしたたかで、気持ちが悪い。あっさり犯行を
自白するが証拠が出てこない。警察のマヌケなところが出てくるが
それ以上に脚本の面白さで見せてくれるので足を引っ張らない。

だがしかしだ、冷静に見ると観客も踊らされている。

ネタバレに入っていくのでコレから見る人は読まないように。

この手の映画で見世物となるところでもあるから100歩譲って
残酷描写は仕方がないとしても、元刑事としての警察が信用できないからと
自分で調べ始めるその方法に問題がある。

デリヘルに使った車が発見されているのだから、そこから近い家のはず。
部下にしらみつぶしに家を当たらせるときにそこへたどりつかないのは
おかしいのでは。

脱出した女が日中血だらけで住宅街を歩いて助けを求め、
犯行のあった家から100メートルも離れていない(多分)雑貨店で保護される。
ココで不幸にも犯人とであってしまうのだが、この犯行が警察に
通報されて調べるときに警察は周囲の聞きこみやローラー作戦を行わない
のはなぜか? 非常に不自然だ。

この2点は実はこの映画の傷だ。だが、その傷に気付かないように
インパクトのある展開があり客はそちらへ目を向けられるので
気付かない人が多いのだ。でも騙されてはいけない。

あと、コレも完全ネタバレになるが、なぜあの一度は助かったお母さんを
死なせるかな。韓国映画ってこのあたり血も涙もない展開にするよね。

助かってよかったと観客が思っているのを平気で裏切るのだ。
それはインパクトあることかも知れないし、そんなに甘い映画は作っていない
といわれればそこまでだが、なにかこの嫌な味わいが残るので
やめて欲しいな。ほんと後味悪いよ。

ハリウッドでリメイクが決定しているらしいが、きっとこのあたりの展開は
変えるだろうな。で、それがおなじみの甘い映画になってヒットはするかも
知れないが他の映画と代わり映えしない作品になりそう。

まあ、そんなこんなで、心臓の弱い方、血の嫌いな方は心して観てください。

「オールド・ボーイ」と一緒で面白かったとは思うけどもう二度と見たくないです。

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May 24, 2009

チョコレート・ファイター 再び!

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とうとう上映が始まりましたね。

ところがこの上映、いくらなんでもひどい!

全国規模で8館とは。

無駄にシネコンが増えてるんだから
もっと拡大して200館ぐらい押さえろよ。

ほんと、ゼンちゃんの蹴りいれるよ。
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またやってる映画も上映回数少ないし、
2週間以上は見込めないし・・・。

そりゃまあ大ヒットするとはいえないけど
ヒットさせるにはそれなりの規模が必要ジャン。

何のためのジージャーの来日だったの。

このままパート2がDVDスルーなんてなったら許さないよまったく。


というわけでみんなで「チョコレート・ファイター」を見よう!


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この写真好きです。いい顔してるよねこの娘。

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意外ではありますがそれなりに現代っ子なんですねきっと。


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May 19, 2009

スラムドッグ$ミリオネア

「スラムドッグ$ミリオネア」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ダニー・ボイル
○出演:デーヴ・パテル、アニル・カプール、イルファン・カーン


やはりコレはアカデミー賞を受賞する映画ではない。
監督がダニー・ボイルということを除けば全くのインド映画だ。
だけど歌と踊りが弱いから中途半端なインド映画に見えてしまうが、
インド映画だ。これが映画界の最高の賞、作品賞とるとは。

きっとコレはインドの経済が力を持つようになり、ハリウッドでも
金で票を獲得することが出来たという現れではないか。このままいくと
今度は中国映画アカデミー賞をとることになるのではないか。
そこまで落ちぶれたかアメリカは!ハリウッドは!となるような気がして
ならない。(注:私の勝手な思い込みです)

主人公の人生がなぜかクイズの答えとシンクロしているという展開は
面白く、このアイディアはアメリカで再映画化されてそれからアカデミーと
言うのが今までの流れのように思う。
(例:インファナル・アフェア→ディパー・テッド)

ラストの昇りつめた弟と地獄へ落ちた兄の対比は面白いがいい印象が残らない。

彼はあのお金を何に使うのだろうか?


ところでこの映画、テレビで放映するときのクイズの司会の吹き替えはやっぱり
みのもんたがやるのだろうか?
出来そうだけど・・・・・・やっぱやめて欲しいな。

でもこの内容そのまま放送できないね。


ところであの子役はみんな本当にスラム住んでいるらしいが、先ごろ家が取り壊され
当分住むところがないらしい。
アカデミー賞を受賞した映画の子役たちがこんな生活状況とは信じられない。
どうも彼らにはお金が行っていないみたいだが・・・・そんならまるであの映画の中に
出てきた子どもを使って金儲けしている元締めみたいじゃん。
なんとか出来ないものか・・・それなりに映画を楽しませてくれたのに心が痛い。
私の払った映画代がちゃんと彼らのところまで行くように祈る。


以下朝日新聞のサイトより

「スラムドッグ」の子役ら、ホームレスに 市が住居撤去
【ニューデリー=武石英史郎】インド紙タイムズ・オブ・インディア(電子版)によると、インド西部ムンバイの市当局が14日朝、米アカデミー賞で8部門を受賞した映画「スラムドッグ$ミリオネア」で子役を演じた約20人の子供たちが住むスラムの住居約50戸を撤去した。

 中心人物の子供時代を演じたアザルディン・イスマイル君(10)は「行く場所がなくなり、暑い中、路上にいるしかない。今日は食事も食べられるかどうか分からない」と沈んだ様子で話した。

 市当局者は、雨期が始まる頃(6月上旬)までには、代わりの住宅が与えられるかもしれないと話している。受賞後、地元州当局は、主役級の子供たちに住居を提供すると約束したが、まだ実現していないという。

http://www.asahi.com/international/update/0515/TKY200905150035.html

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May 18, 2009

グラン・トリノ

「グラン・トリノ」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:クリント・イーストウッド
○出演:クリント・イーストウッド 、ビー・バン 、


 前にも書いたけどイーストウッドの映画とは肌が合いません。
この映画決して悪い映画とは思わないけど、あの決着のつけ方好きじゃないです。
あの幕引きが見事だとの意見はあるようですが、なんかイヤだな。

ネタバレになりますが、主人公が死んで終わる映画って、しかもあの死に方は、
私は好きじゃない。

イーストウッドが演じる朝鮮戦争の帰還兵ウォルト・コワルスキーはフォードで車を
作っていて、庭を大切にし、家のことは自分でなんでもできる男。
アメリカそのもので、ダーティハリーが隠居したらああなるのかという感じがした。
そのとなりに東洋人が引っ越してくる。中国人?べトナム人?とわけが判らない
人種だが、そういのも受け入れてきたものアメリカそのものの姿で、仲良くなっていく。
だけどその関係に黒い影が迫る。

この映画は今までのアメリカの姿、歴史を映画にし、未来の姿までも映し出している。

その流れに従うしかないのかもしれない。
それが自然というものか。
白人が支配していたアメリカは今に黒人、東洋人に支配されちゃうかもね。
それもありか。

そんなことを感じさせる映画だ。

ただ私としては頑固親父のパワーを見せ付ける強いアメリカの姿を最後にみせて
くれるほうがハリウッド映画らしいと思ったし、そういう期待をしていたのだが。

ほんとうにイーストウッドはこれで幕を引くつもりなのだろうか?

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April 27, 2009

三国志

「三国志」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ダニエル・リー
○出演:アンディ・ラウ 、マギーQ 、サモ・ハン

 さてもう公開は終わっている「三国志」ですが、コレは「レッドクリフ」の公開の合間に
割り込んできた作品。
昔はよくありました。「スターウォーズ」公開前に「宇宙からのメッセージ」や「惑星大戦争」を
公開したようにあやかって、便乗するのはよくあったんです。
ジャッキー、サモハンの映画が1本受けると他に無いかとあさって見つけてきた作品を
じゃんじゃん公開。クズが多いのだけど結構面白い作品も混じっていて、それを見つける
楽しみがありました。

そんあことを思い出させるなあと思っていたのですが、キャストスタッフが半端じゃない。
「レッドクリフ」に寄せてもらえなかった組が集まって喧嘩売ってるって感じがする。
で、まともに三国志をやろうっとしても無謀なのが判っているのでどうも最初と
最後の見せ場を1時間40分にまとめた超ダイジェスト版でした。

携帯電話の「まとめて話してよ」ののりです。

趙雲(アンディ・ラウ)が単身子どもを助けるシーンが前半の見せ場で、
コレは「レッドクリフ」より面白かった。見せ場にアイディアが感じられるのだ。

後半は「赤壁の戦い」を遥かに飛び越し、他もメンバーもゲスト程度に出てきて
曹操の孫(マギー・Q)と戦う。

サモハンの役どころがオリジナルらしく、もう老体で体が動かなくなったのか
いいとこなしでそれが残念でした。

あやかり、便乗作品ではありますが、その潔さが面白く見せていると感じました。


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April 26, 2009

レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-

「レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ジョン・ウー
○出演:トニー・レオン、金城武

 前作を見たときにPARTIIは見ないかもといってたのですが、それはずるいなと
思って見に行きました。まあ他に見るもんなかったし・・・。

 最後だけ、ジョン・ウーしてました。昔はああいうのの連続だったような印象が
あるのですがそれは私が記憶を美化しているのでしょうか?
まあ、見てくださいね。
ああココだってすぐわかりますから。

今から考えると「フェイスオフ」って頂点だったのかな。
「ブロークン・アロー」もよかったじゃん。
アメリカ進出第一作の「ハード・ターゲット」も隠れた名作だよあれ。
「新男たちの挽歌」今見るとものたりんかも知れないけどでももう一度みたいと
思わせるものがあるし。
「狼」もいいよね。

B級映画の荒っぽさが無くなって、大作になるとお行儀いい映画になりすぎている。

そんなところが好きじゃない。

少々バカっぽいけど、こんあことアリ!?って感じの映像が皆無。

ストーリーをつみ重ねているだけで見せ場が1作目の前半と2作目の後半に集中。
だからもの凄く大きな、膨大ななかだるみになっている。

10万本の矢を集めるシーン。なんとなく予告編でネタバレしているので、意外性がなかった。
まあ、本当に1本1本数えるとは思いませんでしたが。

ということで、私の好みではないこの大作は、みなには喜ばれているようで
大ヒット! おめでとうございます。 でも何故全米公開はされないのかな?


 香港、中国ではあやかり商法は健在で、「レッドクリフ」に便乗してかなりいろんな中国歴史もの
作品が製作されており、そのまんま「三国志」なんかも作ってます。
キャスト、スタッフを見ると結構気張ってるのでもしかするとこちらの方が面白いかも。


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April 25, 2009

かいじゅうたちのいるところ


いろんなものが映画になるのですが、
まさかこの絵本が映画になるとは。

かいじゅうたちのいるところ: モーリス・センダック

http://www.imdb.com/title/tt0386117/trailers


小さなお子さんのいる家庭では一度はどこかで
見た絵本だと思います。

コレが奇跡の実写映画化! 日本公開は難しいかな?

でもとっても見たい予告編でした。



かいじゅうたちのいるところ

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April 19, 2009

Astro Boy


いよいよというかとうとう出てきました。

「鉄腕アトム」 アメリカ映画でCGアニメです。

http://www.imdb.com/title/tt0375568/trailers

予告編が見れます↑

今年の10月公開とか。

実写はやっぱり無理があったんですかね。

なんかどっかアメリカしている顔つきです。


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April 16, 2009

ウォッチメン

「ウォッチメン」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ザック・スナイダー
○出演:ジャッキー・アール・へイリー、パトリック・ウィルソン

 ヒーローもの大好きにとっては非常に面白い映画だった。
暗くて陰湿で、全くヒーロー物としてスカッとしないので万人には向かないが
どこまでも究極的アンチヒーロー物を目指しラストのオチがヒーロー物として
完結するという素晴らしい作品だった。

 もうひとつのアメリカの歴史の影にアメリカを支えるヒーロー、ウォッチメンがいた。
彼らは政府に協力し、ベトナム戦争に勝利をし、アポロ計画を影で支えた。
そして1985年ソビエトとの冷戦のなか世界は核の全面戦争の危機を迎えていた。
「ザ・デイ・アフター」が公開されたのはこの頃で懐かしく思い出す。
そう考えると今の北朝鮮のミサイル(本当にロケットかも知れないが)は時代遅れだね。
そしてウォッチメンの一人が暗殺される。コメディアンという名のウォッチメン。
人間の善悪の両方が極端で、仲間のレイプ未遂まである男だ。
誰が何のために彼を殺したのか?仲間の一人 ロールシャッハが調査を始める。

といったお話でいろんなヒーローが出てくる。どこかで見たことがあるような
ヒーローたちは元ネタのパロディといえばパロディ。
そして同時にヒーローの禁じ手、タブーを惜しげもなく行っていくのだ。
ヒーローの一人が開き直ってレイプ未遂を認めたり、それぞれ悩みあり苦悩し
三角関係になったり、嫉妬して火星まで逃げるたり、SEXが出来ないバットマンもどきが
火事で人々を助けて興奮した勢いでSEXが出来るようになって、ヒーローの乗り物の
なかでヒロインとカーセックスするなんて・・・・・。そんなことしていいのって
いいんです。この世界では。

三角関係も修復され、謎の暗殺者の正体がわかったとき、その偉大な目的がわかる。

以下ネタバレですご注意ください。


ドクターマンハッタンの力が世界各地である爆弾を作動させたとしてウォッチメンへ反発、
そのために人類がひとつになって協力をしようとする。そして核戦争は回避されるのだ。
そう本当の意味でこのヒーローたちも地球を救ったのだ。 コレはすごいことだし、
やっぱりヒーローものの王道行くオチをつけたのに私は満足したのだ。

ここまで引っ張ってこのオチかよという声が聞こえてきそうですがたかがマンガ、劇画、
グラフィックノベルの世界。そこへ浸ってこんなあってはならない究極的に描かれた
ヒーローたちの姿を楽しむ映画なんだと思います。

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April 11, 2009

チェンジリング

「チェンジリング」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:クリント・イーストウッド
○出演:アンジェリーナ・ジョリー

 昔、ホラー映画で輪廻転生をテーマにした同タイトルの映画があったのを
思い出します。でも今回は全く関係なく子どもの誘拐のお話でした。

お子様映画が並ぶ春休みに大人の映画として健闘しているこの作品ですが
あんまり好きにはなれなかった。多分クリント・イーストウッドが私の
好みに合わないのだろう。

 子どもが行方不明になり警察が捜して連れて来た子が別人だった、
でもお母さんの方が頭がおかしくなったのだろうとこの子を押し付ける、
そんなことが80年ほど前にアメリカで実際にあったって、ほんと信じられない。

実はこの事件には裏があり、大量に子どもを誘拐している殺人鬼の存在が
明らかになるのだが、それまでの警察の対応なんかほんとどうかしている
こいつらも同様に狂っている、狂い方が殺人鬼とは違うのだ。
昔からアメリカというのはそういう国だったのね。

最後まで子どもは見つからないが、お母さんは未来へ希望を託すという終わり方
がいかにもという感じで悪い映画ではないがしかし・・・である。

「ダーティ・ハリー」のハリー・キャラハンのような刑事を演じていたクリントが
反省して、償いのために作ったのか、この映画は。
でもこういう「チェンジリング」のような背景があったから「ダーティ・ハリー」の
ような映画が出来、それで名声を得たんだよね。

なんか複雑な気持ちだ。

実話を元にしているからかも知れないが爽快感がないのだ。

イーストウッドって気が付けば凄い偉人になっている。
テレビのスターからB級映画、マカロニウェスタンを得てダーティ・ハリーのような
ハリウッドスターへ。その後監督も、市長もやってアカデミー賞までもらって、まだ
主役が出来る。日本映画も作ってしまったものな。
20世紀に偉人伝に残りそうな人になってきている。

でも私はハリーをやっていたイーストウッドが一等好きです。


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April 08, 2009

ワルキューレ

「ワルキューレ」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ブライアン・シンガー
○出演:トム・クルーズ、 カリス・ファン・ハウテン

 面白くない。ブライアン・シンガーに期待したのだが・・・。

お子様映画が並ぶ中で大人の鑑賞にたえる、男の映画って感じがするのだが
しかし、お話の運びがイマイチはじけない。
はっきり言ってこの作戦失敗するのは誰もがわかっている。
あんなところでヒトラーは死ななかった。
誰もが知っている歴史的事実をそのまま映画にしてもおもろないやん。
そこは映画のはったりをかまして欲しかった。
スパイ映画を見るようなサスペンスが欲しかったのた。
たかが映画、嘘ついていいんだから。

最初のヒトラー暗殺のための爆弾を仕掛け、失敗に終わり、回収に行くシーンの
が一番面白かったね。

あと、損をしているなと思うのが「ワルキューレ」が作戦の名前になって
コレが映画のタイトルになり、あの曲がかかる。

悪いけど今あの曲を聴いても「地獄の黙示録」しか思い出さん。
それほどあのシーンは偉大で、映画「ワルキューレ」はコレを越える印象を
残せなかったのだ。

ところで、トム・クルーズの奥さんを演じていたのが「ブラックブック」の
カリス・ファン・ハウテン。あの最後までナチと戦ったユダヤ人を熱く演じた
女性だ。今回は全くいいところなしでいい奥さんを演じていた。
そうかポール・バーホーヘンが「ワルキューレ」を監督していたらもっと
面白かったかも知れない。

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April 01, 2009

DRAGONBALL EVOLUTION

「DRAGONBALL EVOLUTION」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ジェームズ・ウォン
○出演:ジャスティン・チャットウィン 、 エミー・ロッサム 、 チョウ・ユンファ

 鳴り物の入りで公開されるはずがどうしてこんなことになるのか。
全てはキャラクターへの思い入れの無さが生んだ結果でしょう。
ハリウッドの契約がどうのこうのという問題はあるかもしれないが、まずはドラゴンボールの
世界をどうしても実写で映像化したい。あの世界、キャラへの愛着が無くてはならない。
それが全く無く、ビジネスとマーケティングの結果できた作品。
それなりに世界でヒットして儲けるとは思うがしかし・・・・・世界中のファンからどういわれるのか。

実は本国アメリカでの公開はこれからで、その反応が楽しみだ。

本家日本でココまで評判が悪いのが充分に伝わっているはずだから。

日本出身のキャラがハリウッドで映像化された例が増えてきた。
昨年の「スピード・レーサー」は思いがたっぷりで、ラストにはオリジナル日本語の1フレーズまで
聞こえる監督の入れ込みようはただ事ではない。その思いが強すぎた結果が映画をつまらない
ものにしてしまったが、まあれはあれでアリかな。

ハリウッド版「ゴジラ」はこれまたキャラへの思い入れが、ハリウッド流の解釈で誕生から
創造してしまいコレはこれでありかなと思いながらも日本では受け入れがたい存在となって
しまった。

そしてドラゴンボールがこんな出来で・・・・・あんなチョウ・ユンファ見たくないぞ!

で、秋には「アストロボーイ」がいよいよ登場するとか。そう「鉄腕アトム」がハリウッドで映画化。
不安、とっても不安。

細かく見ていくとこんな風に日本出身のキャラがこれからも続々登場する予定でどうなることやら。

映画ファンとしては楽しませてくれたらそれでいいのですが・・・・・。

ところで、ドラゴンボールはヒットしたら、ワンピースとかDrスランプアラレちゃんとか
ハリウッドで映画化したかも、そしたら笑えるのにねって・・・・・その方が恐ろしいか。

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March 17, 2009

チョコレート・ファイター

「チョコレート・ファイター」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
○出演:ジージャー、阿部寛

大阪アジアン映画祭2009での鑑賞です。
この作品は今回の映画祭のオープニング作品となり、日本初公開!
劇場公開は未定とされていましたがめでたく5月に公開も決まりました。

上映の前にオープニングセレモニーがあり、
今回の映画祭で上映される作品の監督、プロデューサーの挨拶がありました。
お名前が難しいので省略しますが、タイ、中国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、
そして日本の若い、今活躍している人たちが集まりました。
コレはちょっと凄いことではないでしょうか。

2009


映画祭としてはタイトルや、日程が変わって4回目となるようですが、
今回からは特に日本未公開のアジア映画を出来るだけということでラインナップ。
公開の予定が未確定なものも多く、大阪ヨーロッパ映画祭のように
劇場公開がないかも知れない。そんな映画が地元大阪で見られるというのはほんと
うれしいです。

さて、今回の目玉はやはり今話題のタイ映画。
以前から香港映画なきあとタイ映画にがんばって欲しいと筆者は応援してきましたが
そんな私の心を満たしてくれる映画ついにというか、またまた登場しました。
それが「チョコレート・ファイター」。

タイヘ進出してきた日本のマフィアが地元のボスと縄張り争いに。
二人の間で揺れ動く女は日本のマフィアとの間に娘ができ、
母と子は二人で生きていく決心をする。二人の幸せな生活をタイのマフィアのボスは
許さなかった。 成長した娘は自閉症?で見た格闘技をコピーして戦うことが出来る
ファイターに育っていた。

っていう前の設定、要は誕生編が長い。娘の名前はゼン(禅)。
ゼンちゃんの活躍が見れるまで約30分はかかる。コレは「クローバー・フィールド」の
最初のだらだらした映像に近いものがるね。
でもマキノ雅弘監督風に言えば ため なのだろうな。

だってゼンが戦い始めてからのその体の動きの素晴らしいこと!
こんなカッコイイ女の子見たこと無い!
これ、文字では表せません。とにかく見てください。
ジャッキーもサモハンもびっくり! ジェット・リーもトニー・チャーも目じゃないよ。
スゲーって何べん思ったことか。ブルース・リーが憑依している?シーンなんて最高よ!
動きがいい、最高に素晴らしい。ジャンプ1回で2~3人に蹴りを入れている。
画面から外れるし、そのスピード活かした映像が素晴らしい。
CGや妙なスローでかっこよさを強調する演出は一切無し。
緊張と緩和、その呼吸が画面からあふれ出てくる。

それがあの小さなかわいい女の子から。

ゼンちゃんのシリーズパート2を企画中ということで、
是非とも次回作を早く見たいのですが・・・。

身体を張って映画を見に来た人を楽しませようとする精神が
タイ映画に残っていて本当によかった。
頼むからこのレベルで今後も映画を作ってほしい。決して進化しないでほしい。

ところで、タイ映画なのにゾウが出来なかったなぁ~。


Photo







チョコレートファイターの監督(右)・脚本(左)コンビ

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パッセンジャーズ

「パッセンジャーズ」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ロドリゴ・ガルシア
○出演: アン・ハサウェイ 、 パトリック・ウィルソン

私は女優で映画を見ない。
女優に限らず役者で映画を見ると失敗することが多い。
好きな役者はいるが、だからといってその映画が100%楽しめるかと
言えばそうではないので私は役者で映画を見ないことにしている。
つまりは総合的に判断してみているのだ。

で、今回、女優で映画を見てしまった。 アン・ハサウェイの
アカデミー賞での印象がとてもよかったので、
彼女が見れるだけいいと思って見に行った。

やっぱり失敗でした。 ちゃんちゃん。


で終わりたいような映画でした。

ココからネタバレです。仮に楽しみにしている人は絶対に
読まないほうがいいです。

「恐怖の足蹟」って映画知ってますか? アレです。

飛行機が落ちて、生き残った人がいる。そのカウンセリングを行う医師を
アン・ハサウェイが演じている。
生き残った人々がなぜか消えていき、航空機会社の陰謀を疑うのだが・・・・。

ミステリーの要素を含んでいるのに一行にその謎へ近づかない。
患者の一人と恋におちたりしてこの展開は何? と思って大体の予想は
ついたが、それは無いねと思っていたら、その通りだった。

最近の映画で言えば「シックスセンス」かな。


アン・ハサウェイなんて意識したこと無かったんだけど
こんな失敗はあっても、次も見てしまいそうなおろかな私です。
「レイチェルの結婚」はどうでしょうか?

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February 12, 2009

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:デビッド・フィンチャー
○出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット

直球ストレート、普通の映画でした。
違うのは主人公がどんどん若返っていくということぐらい。
それ以外はアメリカの現代史、第一次世界大戦以後のアメリカ史の
中での男と女の出会いと別れを繰り返していくお話となっている。

「フォレストガンプ」ほどパロディになってはいないが、
どこか雰囲気が似ているかもしれない。しかしここまで
ひねりがないと少々物足りない気もする。

つまり予告で見たとおりの物語が2時間47分で語られるのだ。
予告で3分程度なのでそれを引き伸ばしただけという感じが
するのだ。それがなんとも。

ブラピファンにとっては彼の一番素敵な顔が拝めるまで1時間以上かかり、
そしてその顔が見れるのは1時間程度でのこりは特殊メイクでばかり。

ラストに至ってはこれがブラピ? というような感じで・・・・。

主人公が若返っていくお話は今までに2回映像化されているものを
見ている。どちらも日本の作品で、これらの作品には関連はない様子。
テーマとして面白がでもどの作品も失敗している。

映画「飛ぶ夢をしばらく見ない」
 老女が若くなっていく、男と恋におちていくがどんどん若くなっていく
 女に戸惑い最後は幼児になっても彼女への愛情を捨てられない。
 最後は物語を放棄したかのようなオチで少々期待はずれ。

テレビドラマ「14ヶ月・妻が子供に還っていく」
 薬でどんどん若返る妻を高岡早紀が演じていたがやっぱり話が破綻し
 ていたように感じた。詳細は覚えていないが時々日本テレビでやる
 SF仕立てのドラマ。

ココから先はネタバレになりますが、
最後の赤ん坊になって死ぬシーンまできっちりやってそれで終わりとは
全くのひねりが無くて・・・・・それがまたなんというかもの足りない。
あれ!コレで終わり?って余韻も残して・・・・・なんともいえんね。
おもったより2時間47分は長くは感じられなかったけど。

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February 09, 2009

エグザイル/絆

「エグザイル/絆」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:ジョニー・トー  ○出演:アンソニー・ウォン

スゲーッ!カコイイオッサン軍団のお話です。
しびれます。その一言に尽きます。

彼らの過去は1枚の写真でしか語られないのですが、
それで充分に判ります。

香港返還前のマカオ。マフィアのボスを狙った男。
その失敗により命を狙われることに。
命を狙うのはともに身を落としてきた友人4人。

友情のために、彼の妻と子ども助けるために、一肌脱ぐことになるのですが
それが彼らの運命を狂わせることに。

とにかくうまい!

いろんなシーンがあるけど、緊張と緩和、その間の取り方
CGなどで処理していない動き、ガンアクションが素晴らしい。

何でこんなにこのオッサンたちはかっこいいんだと
ため息が出るぐらいだ。

黄金を狙うとかいうのは「冒険者たち」のようで
ラストに海が出てくるのかと思ったがそうではなく、
主人公たちの今と過去が映し出される。

よくある話といえばそれまでかも知れないが、
こんな映画なくなりましたよ。

面白い映画とはこういう映画のことを言うのだという見本。
でも誰にでも作れるわけじゃないんだな。

「インファナルアフィェア」とは又違ってあの巧みなお話の代わりに
アクションで観客を、男を泣かせる作品でした。

見ないと一生後悔します。

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February 08, 2009

007慰めの報酬

「007慰めの報酬」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督:マーク・フォースター  ○出演:ダニエル・クレイグ

 アカン!
前回は渋々認めたが今回はアカン。
コレは007じゃない。ジェームズ・ボンドじゃない。

正月第2弾というのがいやな予感していたんだ。
だいたいタイトルが悪い!何じゃこれって感じ。
「QUANTUM OF SOLACE」って一定量の報酬って意味でいいのかな?
それって恋人が殺された報酬ではなく報復のことだと思うのだが、
それって007のお話だろうか。

前回はこんな007あってもいいかと思った。
アクションの連続、編集が見事だったから。
だから秘密兵器がなくても、英国紳士のようでなくても許した。

でも今回は許せん。あまりに暴力的すぎでアクションが
素直に楽しめないし、短いカットがバラバラにつなぎ合わされて落ち着きが無い。
アクション中心に編集し、1時間40分のランニングタイムは
中身がなくなってしまい、台詞も行動の意味がわからん。

007映画大切な悪役に魅力は皆無、
ボンドガールは死語か!全く魅力ないし
この作品一体どこを見て楽しめばいいのか?

もういいです。昔のボンドに戻してくれ。
少々ゆるいキャラでもいいから。
カッコイイ、最先端の技術を使いこなし、
悪を倒して世界を救うジェームズ・ボンドが
わたしは見たい。


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January 16, 2009

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督: ギレルモ・デル・トロ ○出演: ロン・パールマン

前作が面白かったんですが、あまり日本人には受けなかったこの作品。
パート2がアメリカでヒットしているのは知っていましたが、はたして
日本公開はあるのかと心配していましたが、なんとか公開できました。
でもこれ、TOHO系だけなんですよね。どこのシネコンでもやっているわけではない。
或る意味限定公開、よく言えばシネコンの特徴を出すための出汁にされている。
もしくはヒットは見込めないから、この程度の限定で公開したことに
しようというもの。パラマウントの版権を得た東宝東和の戦略と見たが
いかがなものでしょうか。

前作は誕生編でそれは少し触れられて、子ども時代に親から聞かされた
人間と闇の存在との戦いの物語が人形劇と寝物語で語られる。
ヘルボーイの面白いところはグロテスクな様相をしたヒーローでありながら
非常に人間ポイところ。テレビの好きな子どもであるところや、
後に恋に悩んだり、父親になることを喜んだりする様がほんと面白い。

またその脇のキャラも人間ポクて怪人、化物の類なんだが、知的で感情的で、
表情を出すアイディアがユニークで飽きない。

今回初登場のガス人間のスーツ。話をしているときに口と思われる部分が
カチャカチャ動くのが楽しい。
この表現、結構苦労しただろなと思う。人ではないものに感情を持たせるのだから。
彼もまた過去には愛する人との何が出来事があったらしく、
それは詳しく語られなかったがスピンオフにでもして見せて欲しいものだ。

闇の世界の王子が人間との戦いに甦ってくる。双子の妹がゴールデン・アーミー復活の
鍵をもってヘルボーイたちと出会う。闇の世界の王子との対決、ゴールデン・アーミー
復活とその戦い、半漁人エイプと双子の妹との恋。
見所いっぱいなのに・・・・・ホント面白いけどこういうのは日本人は大人になったら
卒業するものと思っているからヒットはしないんだよね。

仮面ライダーや戦隊ものと紙一重なのだけど。まあハリウッドの方が大人の鑑賞に
耐えるようには作っているけどね。

パート3はお父ちゃんになったヘルボーイがどう活躍するか期待してます!

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パンズ・ラビリンス

「パンズ・ラビリンス」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督: ギレルモ・デル・トロ ○出演: イバナ・バケロ

「パンズ・ラビリンス」はビデオで鑑賞。
ギレルモ・デル・トロ監督作品で「ヘルボーイ」の前に見ておきたかった
作品。スペインの内戦頃、母親の再婚相手に連れられて田舎のお屋敷にやってきた
少女の物語。内容は少々グロテスクな不思議の国のアリス。
18禁になっていたのでどれほどグロなのかエロなのかと思ったが、
まあグロのほうでなんとも人殺し描写が・・・。
あんましテレビの画面で見るもんやないわな。

主人公が田舎のお屋敷にやってくるシーンはどこかで見たことがあるなと思ったら
「千と千尋神隠し」のオープニングと同じ。そういえばお話もどことなく似ているよね。

主人公が試練を乗り越え、謎を解く、いろんな怪物が出てくるあたりは
面白いけど・・・・・・うーん。なんともいえないな。

平行して描かれるスペイン内戦のゲリラと政府軍との戦い。
まあどちらの世界も少女にとっては地獄だろうな。

でも話はそんなところには行かなくて、めでたく自分の世界へ戻っていくお話。

主人公の死がハッピーエンドという表と裏の関係に妙な味わいがあります。

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January 03, 2009

ディスタービア

「ディスタービア」
○監督: D.J.カルーソ○出演: シャイア・ラブーフ

「イーグルアイ」で再び顔合わせをすることになった二人の出世作。
ハンバーガーを食べるような気分で見れるティーンエイジャー向けのサスペンス。
「裏窓」のパクリだけど結構面白くビデオでみるのに適しています。
これは珍しく万人にオススメかな。

父親の死から立ち直れない主人公が、学校で問題を起こして
自宅待機に。足にはGPSの監視装置がついていて家から
一定の距離を離れると警報がなり警察がくる。
罪は重くなるのだ。

この設定がうまく活かされていないのが少々残念。

もっとうまく使ってハラハラドキドキさせて欲しかったな。

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December 31, 2008

地球が静止する日

「地球が静止する日」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督 :スコット・デリクソン
○出演 :キアヌ・リーブス 、 ジェニファー・コネリー 、 キャシー・ベイツ

今期の正月映画も気がつけば邦画ばっかし。
まともな洋画は「地球が静止する日」「ミラーズ」「ワールド・オブ・ライズ」
ぐらいではないか。「ウォーリー」もあるけど。

いつからこんなことになったのか。
おせちばかりじゃ飽きる。ちゃんと洋食、ステーキ級のものを用意しておいて
くれないと困るのだ。
どうして「マンマミーア」「007慰めの報酬」が正月映画じゃないのだ?
正月から景気のいい映画みたいじゃないですか。
アニメとテレビ延長線のようなものばかりで困ります。
何とかしてくれ!

で、貴重な洋画作品がこの出来! いい加減にせい。
昨年の「アイアム・レジェンド」より悪い。

いやな予感はしていたが・・・・・・・。見なくていいよこの映画。

円盤ではない未確認の飛行物体、球体が地球にやってくる。
マンハッタンに下りた球体から現れた異星人は地球人に警告。
「地球」を人類から守ると。
そのあと話しが動かないのだ。この異星人がキアヌだが、ダイコン演技そのままで
なにか彼の心に触れたのだろうが、それがよくわからないし、簡単に事態が終息して
しまう。

それで終わり。

ゴートとの戦いや、人類の存続をかけた戦いが見れないのだ。

何が見せたかった。今の時代のテーマを真面目にやろうとするからだ。
そんなのきっかけでいい。もっと面白いもん見せてくれ。

侵略のもだったら「インディペンデンス・デイ」や「宇宙戦争」のように戦いを
見せて欲しかったな。

こんなクズ映画が本年の最後になるとは。

ビデオで口直しをしています。その作品はまたの機会ということで。


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December 24, 2008

デスレース

「デスレース」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督 : ポール・W・S・アンダーソン
○出演 : ジェイソン・ステイサム

その昔「デスレース2000年」という映画ありました。見てないけどなんか
人をひき殺すと特点になるとかいう物騒な映画で、後にシルベスタ・スタローンが
出ていたということで話題になり、映画ファンの間ではカルトな、レアな人気のある
作品となっています。まあ知る人ぞ知るといった作品です。

そのリメイクとなる今回の作品は元の作品への思いいれが最初はあったのかも
知れませんが、だんだん離れていき刑務所の中のレースものになってしまい
ました。これって「ロンゲストヤード」じゃんと思ったのですが、それほど
熱い男の話ではなく、どこまでも憎たらしい女刑務所の所長とはめれてレースに
出ることになった男の話になっていました。
残ったのは「デスレース」ってタイトルだけ。

で、この映画おもろい。
カーアクションと活劇の面白さがふんだんにあり、見ているものを驚かせる
アイディアも結構あって楽しい。
見たあとに残るものがない、というかある種の爽快感がある。

まあすぐに車に乗るのはやめたほうがいいと思うが、
カーアクションの活劇をどこまでも楽しませてくれる映画に仕上がっていました。

細かくは書かないのであとは見てください。

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December 13, 2008

ブラインドネス

「ブラインドネス」
―――――――――――――――――――――――――――
○監督 : フェルナンド・メイレレス
○出演 : ジュリアン・ムーア 、 伊勢谷友介 、 木村佳乃

見ている間は面白い。ちょっと怖い思いもする近未来SFサスペンス?という
ような感じの映画です。でも見終わったあとこのテーマは実はゾンビものでは
描いてきた世界でそれが日のもとにさらされた感じはします。
また先ごろ公開された「ミスト」や「ハプニング」に似たところもあり、その点
ではこういう書き方をすれば評価を下げてしまいそうなのですが、二番煎じに
見えてしまっても仕方がないか。

でも、ほんと見ている間はおもしろいんです。

なせか失目した日本人男性。どこか外国の町、道路の真ん中で車運転中。
それ以後突然失目する人々が増え続ける。最初は感染すると隔離されるが
やがて政府も機能しなくなり電気もガスも水道もまともでなくなる。
隔離病棟へ押し込まれた人々の中でひとりだけ目が見える女性に導かれる
ようになるが、それも続かず、食料をめぐって争いが起きる。

無人島に漂着して、意見が分かれるグループで争うとか、ゾンビが蔓延した
世界でショッピングセンターに篭城するなど限定空間に人々を閉じ込め
社会の縮図を作ってみせる映画は多く、「ブラインドネス」もそのひとつ。

で、それ以上のものがなかったのが惜しいのだ。

「ハプニング」のそれは自然界からの復讐のように思えたが、「ブラインドネス」
のこの出来事は神の仕業のように思えた。
増えすぎた人口を淘汰するために起こしたのではないだろうか。そうこれはノアの
箱舟と大洪水の物語なのだ。

糞尿垂れ流しの世界で、男の欲望に命をかけて挑む女たちと見せ場は多い。
街のデザインも見慣れないところなのがいい雰囲気でそういう点では普通の
ホラー映画とはまた違った味わいがある。

2組の夫婦の愛を描いているがその一方が伊勢谷、木村の日本人カップル。
自然な日本語に違和感ない。出番としては多く、映画の重要なパートを
担当しているとは思うが、もう少し描きこんで欲しかったとは思う。

この秋の盲目3部作「IHCI」「まぼろしの邪馬台国」「ブラインドネス」
これにて終了です。

ところで突然サバイバル3部作「ミスト」「ハプニング」「ブラインドネス」とう
組み合わせもあります。

ちなみに今年の傑作怪獣3部作「クローバー・フィールド」「ミスト」「D-WARS」
というわけでこちらもオススメです。

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December 08, 2008

D-WAR ドラゴンウォーズ

「D-WAR ドラゴンウォーズ」
―――――――――――――――――――――――――――
○ 監督・脚本:シム・ヒョンレ 
○ 出演:ジェイソン・ベア、アマンダ・ブルックス

「怪獣大決戦ヤンガリー」の監督なのでまず駄目だろうと思っていました。
思い起こせば約1年前に「クローバーフィールド」と合わせてココで紹介した
のですが、「クローバー・フィールド」はすんなり公開されたものの、こちらは
年明けから話題がなくなり心配しておりました。
全米公開は昨年。BOXオフィス1位を獲得!と騒がれたので、すぐに公開されると
思っていたのですがあっという間に1年過ぎてしまいました。

 ストーリーはいい加減です。面白くないし、演出上問題あるシーンも多く
はっきり言って下手です。シーン繋がっていないし、どうしてそうなる、
後はどうなるが省かれている。画面に突っ込みぱなしなのですが
一旦戦闘シーンが始まるとそんなことはどうでもよくなってひたすら
バトルシーンを楽しむことが出来る。

まずは大蛇VS戦闘ヘリ。恐竜戦車VS警官隊、戦車、翼竜のようなモンスターVS
戦闘ヘリなどロサンゼルスの街で思う存分戦闘が繰り返される。

兵士たちも「スター・ウォーズ」のもろパクリのようで、デザインはよろい甲冑を
着ておりこれが旧宇宙空母ギャラクチカのサイロンにそっくり。戦い方は
ナルニヤ軍みたいでした。

ネタバレになりますがラストの悪もんの大蛇といいもんの龍との戦いは見ものです。

あまり龍が戦うところみた記憶が無いのですが、このCGは凄いです。あんなに
美しくかっこいい龍を見たことが無い。

龍といえば「千と千尋の神隠し」の白龍を思い出します。怪獣マンダとはちょっと
違う。アニメの「龍の子太郎」の龍もなかなか泣かせるのですが、元は人間。
「河童のクゥと夏休み」の竜神様の龍もいた。
こんな風に結構龍は登場しているが、バトルシーンが存分に入った映画はもしかすると
初めてではないだろうか。

ええ加減に作られていても、クライマックスシーンだけで見られる映画。
「レッドクリフ」の戦闘シーンよりも数倍面白い!

「クローバー・フィールド」「ミスト」「D-WAR」と今年もまた怪獣映画が
私のベストテンを席巻しそうです。


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December 02, 2008

Xファイル 真実を求めて

「Xファイル 真実を求めて」
―――――――――――――――――――――――――――
○ 監督・脚本:クリス・カーター 
○ 出演:デイビッド・ドゥカブニー 、 ジリアン・アンダーソン

 6年ぶりの登場ということで崩壊したテレビシリーズに未練はなく
モルダーとスカリーも戻ってきたくなかっただろうに何故今頃・・・・って
感じで実際映画もそんな出来でした。

テレビシーズのXファイルは大きく分けて怪現象編とUFO編に分かれます。
UFO編が全体の骨となり政府の陰謀などが暴かれていることになるのですが
こちらは最後、ストーリーが崩壊し9年かけてたどり着いたラストがこれかいと
言う終わりなのです。モルダーとスカリーのベッドインで終わるなんて。
二人の関係はくっつかないのがいいのに。

さて本筋とは別にほぼ1話完結で怪現象の捜査にあたるお話が結構面白く
都市伝説や怪奇現象、超能力などが出てきてそれが解明されたり、謎のまま
だったりするのが面白かった。

それで今回のお話はその怪現象編のスペシャル版といったところかな。

まあモルダーとスカリーを引っ張り出すほどの事件じゃないと思うのですが
透視が出来る神父と行方不明になったFBI捜査官を探すことになる。
そこにはロシア人がからんでいて・・・・。

このお話石井輝男監督の「恐怖奇形人間」のような感じがしたのですがどうですか。

 ラストのモルダー、スカリーのキスシーンからボートをこぐモルダー、
そのそばには水着姿のスカリー、でもコレがCGってわけわからんラスト。

ラストも含めて一体何のために作ったのだろうか。

監督のクリス・カーター、壊れているのではないか。

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November 26, 2008

レッドクリフPART1

「レッドクリフPART1」
○監督:ジョン・ウー ○出演:金城武 トニー・レオン 

私は「三国志」は知りません。
特別な思いもなく、また今まで映画、ドラマ化されたものも一切見ていません。
マンガは横山光輝のを読もうかと思っていますがまだ読んでいません。
全くの素人です。
で、ジョン・ウーの映画が好きです。

それで言わせてもらいますが、おもろないこの映画。

ストーリーは判りやすくむしろダイジェストにしてしまったためだろうが
なんの厚みも感じられないキャラ。

戦い方が面白いといえばそうだけど、接近戦になればどれも同じで、
延々と続く剣と槍の戦い、最初はいいがだんだん飽きてくる。
どれもそう変わらないのだ。

ここで私は眠くなった。

なにも新しいところが感じられないのだ。

赤ん坊を背中にしょって戦うシーンは「新男たちの挽歌」の焼き直しで
これがまた下手。ぜんぜんなってない。
赤ん坊が背中にいて戦うシーンなんてこれほどのハンディがあろうかとう
シュチュエーションなのになんか普通に戦って赤ちゃんを救ってしまうのだ。

こんな映画ジョン・ウーでなくても撮れるのではないか。

全体が仰々しく鳴り物入りで公開されているが私のみたいジョン・ウーの映画
ではなかった。

ホント、アメリカへ行ってから1作ごとに悪くなっていくジョン・ウー作品。
最初はよかった。

「ハード・ターゲット」でジャンクロード・バンダムをうまく使ったのは見事!
コレは隠れた名作です。
「ブロークン・アロー」も傑作。音楽がいい、ジョン・トラボルタがいい。男の
友情と裏切り、そしてアクションが見事。
「フェイス/オフ」は最高傑作!家族再生の物語、男と男の戦い、アイディアの
面白さ、アクションシーンの美しいこと。

だかこれ以降の作品はクズに等しい。「MIP:2」なんて誤解以外のなにものでもなく
あのだらだらしたアクションは退屈。
「ウインドトーカーズ」「ペイチェック」なんてなんの印象も残っていない作品。

誰かジョン・ウーをこんなふうにしたのか!

「男たちの挽歌1、2」「ハードボイルド・新男たちの挽歌」「狼/男たちの挽歌・最終章」
「ワイルドブリッド」みたいな映画を作って欲しい。もう無理なのだろうか。

「レッドクリフPART2」見るとは思いますがあまり期待できない。

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October 29, 2008

イーグルアイ


ネタバレあり、で行きたいところですがやめときます。

でも予告をみてあの程度の映画と思っていたら結構楽しめたので
きたせずに見に行くことをオススメします。

後から思いましたが、これって使い古されたネタだよね。
ヒントは「2001年宇宙の旅」です。「ウォーリー」でもパロってました。

意外性を持たせるためか最初はあるテロリストをやっつけるところから
始まります。中東のどっかの国でしょう。アメリカの軍事作戦室での
判断が面白い。こんなことして計画を進めているのかねと思うような
作戦展開と判断です。
一転ある街のしがないコピー屋の兄ちゃん。社員とはいえビンボーな
生活、家賃もまともに払えない。ところが兄の死をきっかけに
意外な事件に巻き込まれるというもの。

こういうのをヒッチコックタッチというのでしょうか。
(もう古いかな)

女の声(これがジュリアン・ムーアとか)で電話が入り家には武器弾薬が
山盛り。そらFBI来るわな。

誰かが空高いところから見ていていろんなものをネットで操作して
いろんな人間を動かし目的を達成しようとする。
その目的が大統領暗殺!

でもその正体は・・・・・。

これ実は中盤で判ります。その後はお決まりの展開ですが、結構楽しめるのは
CGだけで見せるようなありえねーアクションが少ないため。
アイディアと身体を張って本物の動きを見せてくれているからだと思います。

でもね結構突っ込めることがあって、
後生大事に持って逃げるアルミ製のかばんの中身が○○○だったり、
(なぜか時計がついていてカウントダウンしている)
もともと計画通りということか? アレは。

電車止めて逆走させるところも凄いよ。あの動きどうやったんだ?

とまあ突っ込みいれながら楽しみました。

私は仕事でお客さんの住所をネット地図で見ることがありますが
そこにはストリートビューという機能があって写真が掲載されています。
目的のおうちの写真が見れたりするんです。
ネットには自分名前が落ちていることがあるし(いっぺん検索してください)
ほんとどこで誰に見られているか判りません。

「イーグルアイ」のようなことは本当に可能なんです。そう思うとなんとも
気味悪い世界になってきましたね。


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October 26, 2008

僕らのミライへ逆回転

ジャック・ブラックの大爆笑コメディ! を期待していくとちょっと
肩透かしをくらうかも知れませんがコレはなかなかよく出来た映画で、
映画を作っていた私としてはとても楽しく見ることが出来ました。

 私は高校生のときに映画を作っていました。作品としては2本。
8ミリ映画です。ビデオが世に普及する前のフィルムで撮影する8ミリ映画と
いうのがあったのです。
 高校3年の文化祭でクラスの出し物として30分程度のアクション映画を
制作しました。みなで作る映画の面白さをこのとき感じていました。

 そんな思い出が甦ってくる映画です。

或るビデオ店。まだVHSなんですこのお店。その映画が磁気人間事故で
消えてしまう。仕方がないからセルフリメイクをすることに。
コレがチープで笑わせる作品ばかりでそれが大ヒットとなるのですが
海賊版と間違えられて没収。今度は町のみんなと一緒に自分たちの映画を
作ることに・・・・・。

 このセルフリメイクがユーチューブ時代の作品リンクするところがあり
CG全盛の時代にCG使わなくても充分面白い映画は作れると見せ付けてくれる。
この手の作品をスウェーデッドというらしい。本来はスエーデン製の映画の
ことをいうらしいが、劇中で苦し紛れの言い訳がユーチューブ世代の心を
動かしてセルフリメイク映画のことをスウェーデッドと呼ぶようになって
いっぱいアップされるようになった。

そう、私も昔は知恵を絞ってアイディアを出し合って映像を作っていたのだ。
その作る喜び、作り手の手触りのようなものがなくなっては、映画は面白く
ないのだ。

ラストは私の嫌いな「ニューシネマ・パラダイス」のパクリシーンで
感動的に幕を閉じるのだが、そんなふうに多くの人に支持される映画、
思いを込めて作られる映画は素敵だと思う。

ゆうばりファンタで町を上げて映画に夢を託した姿とこの作品はが
ダブって見えた。


さてこういういい映画に限って公開が限定される傾向にある。
乱立するシネコンで差別化、特徴を出そうとしているのが原因で、
昔の東京限定公開とか地方スプラッシュ上映といったものが戻ってきた
きたように感じる。
せめて全国巡回上映にしてみる機会をもっと増やしてもらえないだろうか。


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October 20, 2008

ウォンテッド

ありえねー映像がオンパレードのアクション映画で、
バリバリのCG映像がもう飽きちゃったといわれそうな映画ですが、それなりに
面白かったのですがいかがですか。

 父親が実は闇の暗殺者で、それが罠にかかり殺された。君にもその血が流れている。
素質があるとスカウトされるうだつ上がらない青年。彼の成長物語であると同時に
そこには実は謎が隠されていた。

 ひとりを殺して1000人を救うと言っておきながら、彼らがひとたび暴れ始めたら
一体何人死んでるんだと町中大パニック。列車が橋から落ちるシーンは
ああ「カサンドラクロス」の時にはコレだけで1本の映画になったのにと
懐かしく思い出し、てんこ盛りのアクションシーンにおなかいっぱいに。

 でもこのお話結構二転三転するお話が面白かったので、最後まで飽きることなく
観れました。
 何故織物職人が謎の暗殺集団になったのか、そして指示されるターゲットが実は
自分たちであったあたりが面白い。

 かなりキバって作られた作品のように感じられ、この1作にパワーを出し切った
感じがした。なのでこの作品シリーズ化は無いと思うのですがいかがですか。


ところで「イーグル・アイ」と混同しませんでしたか?
お話は全く違うみたいですが、主人公の設定とアクションがところどころかぶって
いるような印象があるのですが・・・・・。


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October 04, 2008

アイアンマン

 まあ、こんなもんでしょ。

アイアンマンの誕生物語なので制作と見せ場に行くまでに時間がかかるのが
玉に瑕です。
映像的にも予告でみた以上の絵が少ないのでちょっと残念。
ラストの敵だけは秘密にしていましたが、まあ予想できるのでそれほど意外性が
ないのが少々辛いかな。

でもこの映画ひとつだけ素晴らしいところが、
それは見せ方。アイアンマンのスーツ装着シーンなんて結構大変なのだけど
それをとても丁寧にそしてかっこよく見せているのがいい。
このシーンは甲殻機動隊のオープニングシーンみたいでした。

そしてもうひとつはバトルシーンの見せ方。
ガチャガチャしたカットの連続で何が写っているか?どうなっているか
わからんシーンの連続といったことなくちゃんと絵を見せて
状況を把握できた上で敵をやっつけるかっこよさ。

初めての戦闘ときの戦車を攻撃するシーンは西部劇だと思います。
腕のミサイルを撃ち込んでコツンという着弾の音、振り返るアイアンマン。
爆破される戦車!
こういったヒーロー物ではかっこいいと感じるシーンをちゃんと
用意しておいてほしいもんです。

ラストの敵との垂直上昇勝負は平成版「ガメラ」のガメラとギャオスの一騎打ち
のぱくりではないかと思ったのですが・・・・どうでしょう。

とにかく落ち着いてかっこよくヒーローを見せる
この見せ方を「トランスフォーマー」のときにして欲しかった。

さて、シールドの登場で終わる「アイアンマン」は次に「アヴェンジャーズ」に
登場となるのでしょうか?
(アヴェンジャーズって言うのはハルクとかアイアンマンが協力して悪と
戦うチームのことでマーベルコミックのヒーローチーム。対してジャスティスリーグ
っていうのがDCコミックのヒーローチームでスパーマンとかバットマンが一緒に
出てくる)
このアヴェンジャーズの映画化が2011年とか?

「インクレディブル・ハルク」は見ていないのですがどうもそこで繋がって
いるようで、では「アイアンマン2」って一体どうなるの?
という具合に楽しみはつきませんな~ぁ。

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September 25, 2008

ダークナイト

ヒーロー物が続きます。
上映時間が長いのでパスしていたのですが、日に日に評価が上がって
成績はそれほどよくないのですがコレは見なければと思い行って来ました。

もしかするとこれは歴史的な傑作なのではないでしょうか。

そんな感じがしました。
古くからコミック原作の映画化作品は多く、それらヒーローが活躍する
シーンを実写でどうなっているのか期待するというのが基本でした。

しかし、キャラグッズ販売するようなものから遠くはなれ、スタイリッシュな
犯罪映画を完成させました。そこに流れるどす黒い血は真っ赤な血と対象の
位置にあり、光と闇の世界として描かれていきます。

バットマンそのものが本当に正義といえるのか、悪の存在理由は? 
非常に重苦しいと思わせるテーマが流れ、テロにおびえる人々を描いていきます。

これを今のアメリカの姿という人がいますが、この「闇」=「病み」は決して
他人事ではないように思えます。

わけのわからん犯罪が増えている日本、刃物を振り回し、無差別に人を傷つけ
死に追いやる。食の安全を脅かすような行為も同様に人の心に暗い影を
落としている。

その象徴としてジョーカーが存在し、決してスーパーパワーを持っているわけ
では無いがバットマンと対立していくのだ。彼はどこか必要な悪のように見える。

あのどこかに行ってしまったような演技(尋常じゃないという意味ね)、
看護婦姿などはその極みでホント、取り付かれているなと思った。
ラストの宙ぶらりんの姿が劇中最後となるが、それはそのままのような気がする。
役者の死があそこでジョーカーを永遠にとどめてしまっているのだ。

ではあの世界はどうなっていくのか?

ジョーカーの罠で2隻フェリーに仕掛けられた爆弾の起爆装置をお互いに
押さなかったことに象徴されるように
人間は捨てたノモのではない。そこに光を見ることが出来た。

だから今はダークナイト(闇の騎士)として彼は闇の中へ飛び出していけたのだと思う。


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September 21, 2008

ハンコック <ネタバレあり>

 ネタバレありで行きますのでコレからご覧になる方は読まないほうが
いいです。絶対に。
見てから、読んでくださいね。


基本はヒーローもので、それでいてそのヒーローの行為って迷惑だよなって
冷静に見ると感じることがある。それをねたにしている。
ウルトラマンで怪獣が暴れて建物を破壊するのは仕方がないが、
正義の名のもとに怪獣をやっつけるために建物が破壊される行為は
許されるのか? 実は「ウルトラマンメビウス」の1話目でこのテーマが
取り上げられている。

 さてこの点を強調した映画「ハンコック」もどこかで見たことがある
ようなヒーロー行為が裏目にでて、本人も開き直って悪ぶるので
始末が悪い。コレが映画の前半の話でコレだけで映画は終わらないだろう
と思っていたらヒーロー物の王道をいく展開、そう中盤から敵対する者が
現れたのだ。

ココから映画は次の段階に入る。

ハンコックと同じ能力を持つ女性、実は元妻で、現在はハンコックのエージェントを
しようとしている男の妻なのだ。こいつとの戦い、つまりは夫婦喧嘩なのだ。

出生の秘密とスーパーパワーの秘密と三角関係が妙におかしく切ないラストへと
導いてくれるのだ。

非常にがちゃがちゃした絵作りには閉口してしまうこともあるが
スーパーパワー対決と彼女への愛などを見せ付けられるとちょっと・・・・・・。

お笑いだけを目指していた「Gガール破壊的な彼女」よりもこちらの方が面白かったな。

批評家受けは悪いけど見れば結構楽しめる1編です

今回は誕生編としてあと「冒険編」「完結編」を作ってもらえないでしょうか。

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September 09, 2008

クローン・ウォーズ

 「クローン・ウォーズ」は「クローン・ウォーズ」であって「スター・ウォーズ」
ではない。
コレで納得した。

 ひどいよ!オープニング。
いつもの「A Long Time Ago ~」から始まるくせに
版権がワーナーに移ってるのでFOXファンファーレ無し。
長い長い解説の文字も流れない。すべてナレーションで説明されるのだ。
そしてスターウォーズのテーマが流れないのだ。
あの音楽だけ、あのジョン・ウイリアムスの名曲だけ流しておけば
どんなに駄作でも名作になるのに。

こんなの「スター・ウォーズ」じゃない!

そういえば「エンドア」とか「イウォーク・アドベンチャー」のような作品が
過去にはあったから、そののりなんだと諦めるしかない。

でもな、キャラの絵は好きじゃないが、声はほぼそのままのようだし、
ストーリーとしても映画で描かれなかったクローン大戦の話には違いないからな。

テーマ曲はなぜかタートウィンでアナキンのテーマは出てきて
ここでこの曲使うなら最初から他の曲も使えよ!って思ったのだが。

まあどうやらクローン大戦というのはひとつの大きな戦争には違いないが
細かいエピソードの積み重ねになるみたいですね。

先に放送された5分アニメの集合体の「クローン大戦」と今回の「クローン・ウォーズ」
の時間的な関係でいくと「クローン大戦」が映画にエピソード3に直結している
から「クローン・ウォーズ」その前になりこれからグリーバス将軍なんかが
出てくることになるのか。

でも今回の話からジャバ・ザ・ハットっていいもんになったような気がするが、
うらぎるのかな?


どうやらこれはテレビシリーズの第1話的な作品らしく秋にはアメリカで
放送が始まるらしい。

まあ、この手の絵でこの演出で100話あるらしいが付き合えるだろうか?

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August 30, 2008

JUNO/ジュノ

 夏前に見ておきながら書き漏らしている作品が続いています。

 今年のアカデミー賞で脚本賞を受賞して話題になった作品です。
こんな話昔からあるよねと見る前は思っていたのですがところがとんでもなく
今風だったので少々驚いてしまいました。
古くは「金八」最近では「十五歳の母」、映画「フレンズ」とかで10代の
妊娠で悩む若者とその家族の作品は多く、その時代背景があっても
子どもを生みどう育てるかがテーマでした。まあ生む生まないの悩みがあって
たどり着くのですが。

しかし「JUNO」では妊娠、出産を経験して子どもは里子へ出し彼氏と結ばれる
というなんとも新しい生き方を見せてくれます。
納得いかないなと思う私の頭は固い、古いのかも知れませんが、それを家族や
周りの人々が認め、受け入れてしまう。アメリカ社会の怖さ、「血」「血縁」への
こだわりのないこの考え方、どうですか?

自分の子ども、または自分の孫が他人の子どもとして育てられるってそんなの
受け入れられないよ。

苦しんでも親となった自分の責任において子どもを育てるべきだ。

お話としては面白いと思うが、こんな社会になっていくことが恐ろしい。
自分の血を分けた身内になんの関心もないのかと思ってしまう。

「血」はおといて家族を構成することにはこだわるのようだ。
それは「ハプニング」や「ミスト」でも描かれその構成要因としての人、
つまり母親、父親、子ども役が揃えばOKというその考え方が見える。

状況により構成された「家族」は擬似とは思うのだが、そのことほうが
大切なようで「血」のつながりは2の次のよう、本来は「血」のつながりの方を
大切にすべきではないかと思うのだが。

父親が病院で娘に「今度は自分の子どものためにここに来なさい」と
赤ちゃんが生まれてから言うのだが、こんな台詞認めたくない。
娘がいやなら私なら自分が引き取って育てるよ。赤の他人に渡すなんて
考えられない。

誤解のないように言っておくが悪い映画ではない。
賛同は出来ないが嫌いな映画ではない。
むしろ好きだ。
なぜなら素直に今の若者を描き、今の家族、社会を描いていると感じられ
その素直さ、そして決して彼女が痛みを感じていないわけではないラスト、
彼氏とのデュエットが素敵に思えたからだ。


JUNO/ジュノ【Blu-rayDisc Video】

●“「JUNO/ジュノ」オリジナル・サウンドトラック”CD(2008/4/23)

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August 19, 2008

ホット・ファズ


 イギリス製お馬鹿映画で面白いことは認めますがどこか真面目なところがあって
大阪の笑いに慣れ親しんでいるものとしてはちょっと違うなと感じてしまいました。

 この映画劇場公開なしにビデオスルーするところを、ネットでの熱い呼びかけに
賛同した人たちの熱意により劇場公開となりました。詳しくは映画秘宝をご覧ください。
(しかし私は知らなかった。どうもこういう情報は一部でしか流れない。知っていたら
私も参加しただろうに)

 検挙率のいいスーパーコップがお前がいると我々の無能振りが目立っていかんと
田舎に左遷。のんびりやってる田舎の警察で浮きまくりのスーパーコップだったが
或る事件に巻き込まれていく。

 映画愛に満ちているので、映画好きにはたまらんといったところも確かにあるが
「ハートブルー」でそんなに盛り上がられても。「バッドボーイズ2」は見てないし。
そういう点では「シューテム・アップ」の方が上。懐が深く映画愛に
満ち満ちてましたから。

殺人シーンが妙にスプラッタしているのも少々悪趣味で、ラストの「サンダ対ガイラ」の
シーンはなんとも珍妙な。見てられへんかった。

まあ、そこそこ面白いし、水野晴郎が最後に見た映画とのふれこみもあるので、少々
おもろい映画を見たい人にはいいかも。

でももう上映していないかも。

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August 12, 2008

ドラゴン・キングダム

なんとあのジャッキー・チェンとリー・リンチェイ(ジェット・リー)が
ひとつの映画に出るなんて。
これこそ夢の競演!
なのにこの盛り上がり無さは一体なのよ。

コレがどれだけ大変なことか凄いことか判っていないのじゃない。

言ってみればゴジラとガメラが互角に戦う映画みたいなもの。

哀川翔と竹内力が「DOA」に出た衝撃と同じぐらい大変なことなのだが
どうもそういう売り方が通用しない時代になったのかな。

一昔の東宝東和ならこの映画をメチャクチャ盛り上げて見せてくれたと
思うのですが、なぜか松竹配給で上映。

めっちゃ心配なハリウッドで実現したのですがまあこれはこれでOKかなと
思っています。許します。というのも少年少女向き作品で二人が同格で
脇に回って、それでいて同格で2役重要な役を務めており、ワイヤーワーク多様、
スローモーションの多様は少々気になっても撮影と編集がうまく、私の知る
好みのテンポに編集されていた。

これはかなり重要で、今までの香港映画かぶれ作品では真似が下手で見てられなかった。

「マトリックス」がそう。かなりの誤解があってかなり退屈な絵になっていた。

ジャッキーにしてもジェット・リーにしてもヘタにハリウッド作品に出ると
カンフーが出来ない、アクションが出来ない奴と組まされるので見てられない
アクションになる。それが今回は無かった。

中盤で二人の対決があるが、これだけとは少々もったいない。
二人で拳法の見せ合いをしながら戦うシーンはカンフー映画の歴史に残るもの。
だからもっと見たかったな。

西遊記がベースのようで、白髪魔女やゴールデン・スワローなんかを混ぜて
いとも簡単に言葉が通じるようになる。そういうファンタジーなのだ。

その夢にジャッキーとジェットが付き合ったということでこの映画は成功している。

出来れば次は彼らの死闘が見れる香港映画が見たい。

ジェットの次回作品はなんと「ハムナプトラ3」でキング・ギドラに変身?
見逃せませんね。


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August 11, 2008

ハプニング

シャマランの新作「ハプニング」、賛否で行くとやっぱり否が多いみたいで
それが残念。私の友人は映像の詐欺師といってました。
まあ、一発屋には違いなく、何回も騙されていい加減飽きてきたのですが
でも気になってやっぱり新作は見に行ってしまうということが続いています。

あの「シックスセンス」が忘れられないのです。

後に続く作品はほんとクズばかり。オチを見せるのにどこまで引っ張るか。
で、オチを見せたらそれ以上面白いものがない。こんな人を馬鹿にした
映画はないという出来で脚本家としての力はあるとは思うがもうネタ無いだろう
と思っていたところに登場したのが「ハプニング」でした。

この作品今までと違います。オチが無いんです。オチないんです。

コレはかなりの冒険だったと思います。

ネタバレで行きますので、やっぱり楽しみにしている人は読まないでください。

とにかく、きしょく悪い映画、気味悪い、気持ち悪い映画でした。
不快ではないのですがこの味わいなんともいえないものがあります。

セントラルパークで次々に人が死にます。記憶の混乱から自害といった過程をへて
静かな恐怖がやってきます。このオープニング本当に怖い。
ココは見事だと思いました。数ブロックはなれたビル建設現場、人々が
上から降ってきます。このすさまじいこと。一体何が起きているのか。

予兆のようなものが無いのが怖いのです。

科学の教師が妻を連れて町を出ようとします。
何かのテロ、神経ガス?と報道されたからです。
でもなにか違う。何が引き金となっているのか?

観察から推理されることは風と植物と人の数。
でもこの謎ははっきりしないまま危険地域からの
脱出劇となるのですが・・・・。

自殺、自傷のシーンが多く、どうすれば防げるのか
どこ絵逃げればいいのかよくわからない恐怖が描かれており
締め付けられる怖さがあるのです。

黒沢清の「回路」で似たようなシーンがあったかと思います。

通常パニック映画では人間の知恵と勇気が地球を救うのですが
なすすべもなくこの混乱は終了します。

どうやら植物が、地球が、多すぎる人間を減らすために
やったのではないでしょうか。

別の場所でも同様にことがおき、人間は逃れることが
出来ないことがわかります。

ヒチコックの「鳥」だと思います。

フランク・ダボランの「ミスト」はこの結末を選ばなかった。
あれはアレでありかも知れないが、本来は逃げることが出来ない
ミスト(霧)の中で生きていく主人公たちを映して終わるべき
ではなかったかと思います。

「ハプニング」は容赦尚無い死の恐怖が描かれている非常に恐ろしい映画
だと思うのですが。

このあたりがあまりにいい加減ととらえられているようで、そこは解釈の違い。
突っ込みどころが違うのですね。


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July 30, 2008

スピードレーサー

「マッハGO!GO!GO!」の実写映画化作品でずいぶん前からうわさはあり
ましたがこの日が来るとは思っていませんでした。
ゆうばりで初めてタランティーノが来たときに「マッハGO!GO!GO!」の
ファンであると聞いていました。このあと映画化の準備に入ったようなうわさが
ありましたが結果的にはウォシャウスキー兄弟による映画化となったようです。

 タツノコプロの作品は昔から無国籍タイプの絵で、あまり好きではなかったのですが
今回のようなハリウッド実写映画化には向いていたようで、この違和感が感じられ
無かったのはラッキーだったのではないでしょうか。

何故マッハGOがココまでアメリカで受け入れられているかは理解しがたいのですが、
何かマッチしたものがあったのでしょうね。
映画を見てからCSのアニメの放送を見たのですが、たわいもなく楽しく、
マッハ号がカッコイイ作品でした。
私が見ていたのは幼稚園のときで、このときプラモデルが作れなかったのが
非常に残念で、近所の兄ちゃんに作ってもらったのですが、うまく動かなかった
のを覚えています。サンダーバードのジェットモグラとあわせて幼稚園のときの
憧れのメカでした。

さて「スピードレーサー」に生まれ変わってどうだったかというと、
コレはコレでOKではないでしょうか。長いけどなんかうまくまとまっていました。
マンガ映画の実写映画化という味わいが充分に出ていて、家族愛を歌い上げていた
のはまあこれでいいのでしょう。演出は下手なので感動はしませんでしたが
レースシーンは見事だし、オリジナルへの尊敬も充分に感じられよかったです。
あのジャンプ音はオリジナルにそっくり。だけどその他の秘密武器が充分に使われて
いないのが残念。つまりメカをあまりかっこよく描いていないのだ。
マッハ号をもっとカッコよく愛情を持って描いてほしかった。
なぜかラストは新車の6号を出してくるのだもの。

エンディングタイトルで日本語のテーマソングを出してきたのは泣けてきた。
まあリミックスで一部だけでしたが。

さてコレに続くタツノコ作品は実写版「ヤッターマン」三池監督のいいところか出るか
悪いところが出るか?
「スピードレーサー」の中途半端なヒット? はハリウッドで実写映画化とうわさの
「ガッチャマン」にどういう影響がでるのでしょうか?

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July 19, 2008

インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国

ご注意:ネタばらしています。

いつもとは少々趣向を変えて「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」
を楽しむためにキーワードごとに語っていこうと思います。ネタばらします。
その点ご了解いただきよろしくお付き合いください。

■「核」
 キネ旬の寺脇氏の批評は厳しいですね。私もコレは少々戸惑いました。
いくら娯楽映画だからとはいえ水爆実験を娯楽ネタとして見せるのはいかがなものか
と思いました。ルーカスとしてはこれは50年代の特徴、象徴として出したのでは
ないでしょうか。
 「アトミック・カフェ」という記録映画でこの実験シーンは出てくるのですが
このときのアメリカの核に対する考えかたが非常に甘く、放射能は洗い流せると
思っているし、光に当たらなければ大丈夫と思っているのだ。非常に滑稽で
被爆国としては腹がたつほどである。コレは後にアニメ「風が吹くとき」(‘82)まで
続くのである。(一方で「ザ・デイアフター」のような作品も作られているのも興味深い)
アニメ「アイアン・ジャイアント」でも描かれる核爆発への対応は50年代の象徴として
ルーカスが取り入れたのだと思う(スピルバーグではない気がする)。
でもこのシーンは本当に微妙だな。必要か? 「アトミック・カフェ」という看板が
出てきただけでよかったと思う。

■「1950年代」
1947年ロズウェル事件。いわゆるUFOが墜落したと報道された事件。ココにインディ
が調査に行っていたとは非常に面白い設定で、その10年後が今回のお話の時代。
1957年となる。
 その10年間に起こった印象的な出来事として
1954年ビギニ島核実験 第五福竜丸事件 「ゴジラ」公開がある。
(ちなにみこの年は「七人の侍」「二十四の瞳」「山椒大夫」と日本映画の名作が次々に
公開された。なんという凄い年なんだ!)
1955年というのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でマーティがやってきた年。
そして1957年はソビエトの人工衛星スプートニク1号が成功した年である。
米ソ冷戦は宇宙開発競争でもある。テレビドラマ「人類月に立つ」を見れば判る。
先ほどの「アイアン・ジャイアント」「遠い空の向こうに」の舞台も1957年である。
また10年はアメリカにとっては「ライト・スタッフ」の時代あり、お話のスタートは
1947年となっている。「ライト・スタッフ」の監督はフィリップ・カウフマン。
インディ・ジョーンズというキャラクターを考え出したのは彼だ。

つまりアメリカにとって50年代はぎりぎり不思議と冒険が共存できた最後の時代なの
ではないか。だって人口衛星が飛んで地球を見下ろすようになったらもう秘境は
なくってしまうもの。

この後さらに宇宙開発による科学の進歩が冷戦なり、ベトナム戦争という現実が
不思議と冒険を成立させなくなってしまったのだ。だからこの時代を選んだのだと思う。
そしてこの時代のキーワードにこだわったのではないだろうか。
まあ、19年ぶりの制作がうまく時代を一致させたのだ。

■ SFとしてのキーワード
それほど詳しくは無いのですが、読み解く、面白がるためのキーワードとして。

「エリア51」
昨年の「トランスフォーマー」でも登場。「Xファイル」や「インディペンデンス・デイ」
にも出てきた基地で、UFO関係の資料やあるとされている。今回の映画ではココに
聖櫃(アーク)がありましたね。「レイダース」ラストの倉庫はエリア51だったんだ。

「ロズウェル事件」
その名の映画もありましたが、やはり有名にしたのは「Xファイル」でしょう。
「スタートレックDS9」でロズウェル事件の宇宙人はフェレンギ人だったという
エピソードがあってこれはこれで面白かった。

「UFO」
やはり「未知との遭遇」をセルフパロディにしていたと思います。
あのエイリアンもよくグリーンマンと呼ばれるエイリアンにそっくりで、
「未知との遭遇」のパロディでしょう。コレはスピルバーグの遊び?それとも
ルーカスがわざと入れさせた?


さて映画そのものはわくわくしてみました。
40歳を越えたオッサンがあの音楽、「レイダースマーチ」を聴くと
本当にわくわくして、早く見たくなるのです。なんか心が熱くなるというか
そういう感覚にあふれてね。

 だからこの作品はコレでOKです。
スピルバーグらしい表現が本当にうまくうれしい。

オープニングのカーチェイスからソビエトの特殊工作員がアメリカの軍事施設に
入るシーンの残虐性。死体は全く映らないがその怖いイメージはちゃんと伝わる。
子どもにも安心して見せることが出来るうまいシーンだ。

何度かカーチェイスが出てくるが一番面白いのはやはりアマゾンのカーチェイス。
まずあんなところで走れないだろうというところで延々と車は走り続け、スカルの
奪い合いをする。結構長いこのシーン、かなりアイディアが詰まっており見ていて
楽しい。ちゃんと目で追っていけるアクションの見せたかたがいいのだ。CGを
利用はしているだろうが肉体のアクションにこだわっているそのこころざしが
感じ取れるのだ。

でもこの後の滝のシーンとか合わせるとどこかでアトラクションになりそうで
USJなんかいつかやるかもね。3回滝を落ちる急流すべりなんてどうですか。

インディの登場シーン。帽子の影が映って登場というのはかこいい。これがラスト
帽子が転がり息子が取ろうとするとインディがすっと手を伸ばし渡さない。
まだまだ現役と見せ付けてくれのだ。


このまま4部作というのは中途半端だからもう1本作ってくれないだろうか。

なんとか60年代を舞台にして・・・・・・。無理かな?


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July 07, 2008

マーキュリーマン


 最近お気に入りのタイ映画です。
アクションに関しては昔の香港映画を見るようで楽しく
だけどカンフーではなくムエタイというところがGOODなのですが
いろんなパクリをやってもうまく行っていないのもありまして
そんな1本となりました。

スパイダーマン風のコスチュームが楽しい(妹に作ってもらうなんていうのも
なかなかいいパロディ~アメリカンヒーローのコスチュームって自分でミシン
で縫うのよね)。
誕生編なのでまああんなものでしょう。

チベットで秘宝が盗まれそれを追ってタイヘやってくる少女。彼女はチベットで
宝の番人をしていたから取り返しに来たのだ。秘宝を盗んだのはテロリストで
とってもアメリカを憎んであおり、タイにあるアメリカ関連施設を狙っている。
刑務所で火事が起こりテロリストの首謀者が逃走。そこへ居合わせた消防士さんが
護符の力を身につけてマーキューリーマンとなる。

他にも超能力を扱う少年が出てきたりして
なんか詰め込みすぎの内容がいいのか悪いのか。
とにかくムエタイとゾウははずせないらしく、中盤のマーキューリーマンの
活躍が描かれるのに登場、なのに敵のアジトへ潜入したらあまり活躍しない
マーキューリーマンだったりします。まあラストは締めということで
アイスウーマン(私が名づけました)と戦って盛り上げてました。

とにかく男があんまり活躍しない(テロリストの首謀者自殺しちゃうもん)。
女テロリスト、妹、秘宝の番人が皆強い! でもかわいいのは秘宝の番人だけで
後はあまり近寄りたくないようなゴツイ女でまあカッコイイといえばカッコイイの
ですが・・・・。

なのでかすんでしまったマーキューリーマンでした。

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July 04, 2008

ミラクル7号

チャウ・シンチーって人はあくまで中国語圏にこだわるようで
みなが香港を出ても彼は一人のこってアジアの星として輝き続ける
ようです。

この人の笑いは実はクセがあって、日本人には受け入れがたいものが
あります。見方によっては下品になってしまうからです。

今回のさまざまなものを笑っています。

貧乏を笑い、
金持ちを笑い、
バカを笑い、
デブを笑い、
ブスを笑い
汚いのもを笑い、
ウンチを笑い、
弱いことを笑い
無学であることを笑い、
男であることを笑い
女であることを笑う、
こういったことを毒をもって笑いにしているのだ。

常識ある人間なら人を見下す、また差別するような笑いは
許せないとなる。だけど彼の映画の中のお約束事で
映画を見ているこの時間だけは笑いっていいのである。

「少林サッカー」はその点差別的なところが少なかったのが
大ヒットになったのだと思う。受け入れやすかったのだ。

「ミラクル7号」通称ななちゃんは何をしに地球に来たのか
判らないが、とてもキュート?なペットになり子どもに
愛と勇気を与えるのですが、そこはチャウ・シンチー。
あってないような話で終始します。だいたいななちゃん登場まで
30分。95分程度の映画で少々時間とりすぎではないかい。

夢おちシーンが一番面白かった。まるでドラえもんのような
ななちゃんが笑かしてくれます。

しかし希望をいうならもっとオトナの笑いをとれる映画を
作って欲しい。どうも最近のチャウ・シンチー映画は
歯切れが悪い気がする。

ところでこの映画の元ネタ「ふしぎ犬トントン」とみたが知ってる?

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June 25, 2008

ランボー最後の戦場

いわゆるランボーシリーズはまじめに見ていないほうです。
だってそんなに面白いとは思えないし、スタローンの顔が好きではない。
ゆえに不真面目に見ていました。

1作目は何かと2本立てのときに見て、たいしたこと無いな。でもベトナム戦争
後遺症の映画の一本としてまあこんなもんでしょうと見ていた。

それがランボー2、3と好戦的になって劇場に足を運ぶ気になれず
後にテレビで鑑賞しました。でもあんまり内容を覚えてません。

コレで終わっておけばいいのに4作目を作るとは。
まあコレがひどい出来。うわさには聞いていたがとにかくひどい。
映画を見終わって爽快感が全く無い戦争アクション映画になっていた。

戦争映画なので爽快感があってはいけないのかも知れないが、あの残酷描写は
いただけない。本来戦争とはそういうものかも知れないがしかし残酷だ。

さてランボーが全く最後まで活躍しない。
悪もんは最初から最後まで悪いが、台詞がないのでよくわからん。
キャラとしての描きこみを排除している。

だから最後にランボーに切られても、なんだか主役がやるべきことを
やっただけで終わってしまっている。

しかし、故郷への歩みのラストは意外だった。
このシーン、エンディングタイトルが流れている間ずっと
ランボーは自宅の農場への道を歩き続けているのである。
そう、第1作目に戻っているのだ。格好も同じではないか。
このシーン、もっと感動的になるはずだったのに、あの殺戮のあとでは
素直に感動できない。

大いなる失敗作として世に語り継がれることも無いかも知れない。

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つぐない

 今年のアカデミー賞の受賞有力候補だったのですが、ふたを開けてみれば・・・・。

話としては面白いと思いました。
でもこれを言ってはいけないと思いますが、あえて言います。
13歳の少女があこがれた年上の男性。彼とお姉さんと仲に嫉妬して意地悪をした
だけじゃないですか。 それがそんなに責められることでしょうか。

確かに彼等の運命は大きく変わってしまったが、それに対して一生かけて償うという
のはあまりにもオーバーな気がして。

結局は二人は再会できず、彼女の書く小説の中でのみ再会をはたし、
二人で海辺の小屋で過ごすラストは彼女の償う気持ちなのだろうがしかし・・・・・。

途中から現実と小説のお話がごちゃ混ぜになり、また映画の技法として
断片的に時間を戻す(バンテージ・ポイント編集)しているからよく見ていないと
少々戸惑ってしまう。

いいお話のように思えるが、そこまで罪深いことをしたように思えない。
これでは誰も恋など出来ないのではないかと思ったのですがいかがですか。


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June 14, 2008

ミスト

「グエムル」「クローバーフィールド」と怪獣映画の傑作が現れましたが
ココにまた1本の傑作が誕生しました。でもラストシーンは嫌いです。


すみません。ネタバレありで行きます。ご了承ください。
見ていない人は本当に読まないほうがいいです。
面白くなくなります。
見たい人は今すぐ見に行ってください。その後大いに語りましょう。
感想お聞かせください。

では本当にネタバレありで行きます。


スティーブンキングの原作は知りません。
あくまで映画を見ての感想です。私の推測も入っていますのでご了承ください。


 嵐の夜、とてつもなく大きな嵐がきてその朝、霧が発生します。

 買出しに出かけたデヴィッドとその息子ビリー。ママはおうちでお留守番。
隣の偏屈な黒人と一緒にショッピングセンターへ。途中軍隊とすれ違う。
やな感じがよく出ています。でサイレン。何があったのか?
霧が濃くなりショッピングセンターから出ることが出来ない。
やがて血みどろの初老の男が駆け込んでくる。何かに襲われた!

ショッピングセンターに閉じ込められた人々の中での葛藤が
アメリカの縮図として描かれて興味深い。

どんどん姿を現してくる得体の知れないモンスター。
信じる人、信じない人、どう戦うのか、逃げるのか、妙な宗教が人々の心に
入りこむ。人が本当に何かにすがりたいときにするりと入り込んでしまうのだ。

怪物はラブクラフトのクトゥルフ神話にでてきそうなデザインである。
軍の施設で平行世界とのゲートを開けてしまったとの台詞があったので
そこら現れた怪物たちだろう。タコのようなイカのような触手を伸ばしてきたり
巨大な蚊やクモ、他に「クローバーフィールド」のソルジャーレギオンもどきに
似ているモンスター? 虫もいた。

 秩序が守られない、死者が増え生き延びるのは外へ、安全なところへ逃げ出すしかない
と判断した5人は周りの反対派を押し切り逃げ出すが・・・・・。

 実は何人か一緒に逃げたのですが怪物に見つかって無事に車に乗れたのは
デヴィッドと息子のビリーと後3名。とにかく車を走らせるが霧が濃くてすすめない。

 途中で遭遇する山のように大きな怪物。しかし彼は何もしない。大きなゾウのような
怪物がゆっくりと通りすぎるのだ。

 やがてガソリンがなくなり、もうすすめない。霧は晴れてこない。
絶望が皆を襲う。覚悟を決め、銃に玉は4発。

 4発の銃声がとどろく。残ったデヴィッドは車から飛び出し怪物へ命を
投げ出すのだがそこへ救助隊が。

 怪物たちを焼き払いながら軍がやってくる。
 救助された人々が車に。最初にショッピングセンターを飛びだした
若いお母さんが子どもたちといるのだ。

 このラスト。あまりにも悲劇的で最初はもっと希望の持てる終わり方を
してほしいと思った。少なくとも父親が息子に銃を向けて殺して自分だけが
生き残るといったラストは避けて欲しかった。

 このパパ、息子との約束で「僕を怪物に殺させないで」という約束を
守ったのだろう。しかしこれは受け入れたくないラストだ。
 途中のシーンで隣のドラッグストアへ薬を取りにいくシーンがある。
お土産にコミックを買ってきてやると約束し、息子をショッピングセンター
においてドラッグストアへ入っていき、最初にコミックを手にするシーンが
あった。この父親の息子への愛情、約束が守られることを示すシーンだ。

 子にたいして、死を約束していいのか、親として子に未来を託すのが本当ではないか。

それを変化球でこの映画は示している。主人公に託したのではなく、
脇役の最初に希望を捨てなかった母親と子どもが生き延びるのだ。
映画としてはこの子に未来を託しているのだ。

でもそれはあまりにも変化球すぎないか。主人公にやはり希望ある
幕引きをしてほしかった。

家族の再生として3人が残る。
息子が一人残る。
どこまでも続く霧の中を進む。
怪物たちを抑える。
共存する道が見つかりつつある中で生きていく。

そんなラストにしてほしかったのだ。主人公一人が残り絶望して残るなんて。
あのあと彼はどうなった、あなたがあの立場ならどうする?
答えが出せないじゃないか。それは映画としてはしてほしくない。

いろんなことが考えられ、映画としては最高に楽しい思いをすることが
出来る作品だが「しかし・・・・・」である。

 楽しめたことではベスト10入りするが、子どもを殺したマイナス点は大きく
わたしにとっては難しいところである。


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June 12, 2008

シューテム・アップ


 うわさには聞いていましたが本当にチョーお馬鹿な映画でした。
中身は無いけどコレは傑作で、香港ノワールに心酔した身としては
とてつもなく感動の嵐が私の心の中でいつまでも吹くのでした。

 なんのこっちゃわからんというひともいるでしょうから説明しますが
86分ドンパチの鉄砲の打ち合いだけで終わっちゃうB級(チョイC級)の
映画なのです。

 始まりが凄い。男の顔面、その前を女が横切る。妊婦である。
車が追ってくる。車から男が降りてきて女を追う。手には銃。
顔面アップの男は正義感からこの二人の後を追う。にんじんを生で食べる
男だ。

 後はひたすらドンパチ。撃ちあいが続くがジョン・ウーの冴えていたときに
輪をかけたような素晴らしいアクションの連続。そんなアホなのガンファイト。
どんどん湧いて出る悪党たち。でもこの正義の男(ミスター・スミスと呼ばれている)
は死なない。ガンファイト中、敵をバンバン撃ち殺しながら、臨月だった彼女は出産。
赤ん坊を取り上げる。死と誕生が同時に描かれる素晴らしいシーンになるようで
ならないところがいい。へその緒を銃で撃ち切るなんて最高だ!
(ひどいシーンだって思う人はこの手の映画は見ないほうがいい。そういう
ありえないことを絵にして楽しむ種類の映画なのだ。)

 とまあこんな風なことが延々と続く。普通なら絵作りが単調になり
失速するのだが、この監督のアイディアは泉のごとく湧き出て(というかパクッて)
見せてくれるからいい。緊張と緩和のバランスがいいから笑えるのだ。

(でも最近の銃は水に落ちたぐらいでは撃てなくなることはないそうで、
緊張感があふれるシーンではあるがそんなおとぼけもある)

話は最初から破綻してとってつけたようなもの。銃規制の問題やヒミツの組織が
出てきたりするが一本映画にするためのストーリーでしかなくあくまで
おもろい絵を見せる、見世物に終始している。

エッチ、つまり合体しながらバンバン人を殺すなんて・・・・・どちらの玉も撃ちきって
ました。 スカイアクション、カーアクションなんてほんと凄いよ。
(CGはあると思うが低予算のため少なく、また生身のアクションにこだわり、
スローモーションがほとんどないことも撮影・編集がうまい!)

最後は家族再生までたどり着くのは「フェイス/オフ」を思い出してしまいました。
このときのガンアクションも傑作なんですけど。

 公開規模が小さくビデオやDVDでしか見られない人多いと思いますが
こんなお馬鹿なアクション映画に飢えている人にはオススメです。

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June 10, 2008

光州5.18

韓国の事件の映画化とは聞いてました。
1980年5月18日光州、軍事政権下の韓国で民主化しようとする市民との
戦いがあった。
今回の映画で非常に惜しいのがこの事件に至る説明が全く無いこと。
ドラマとして一般市民の日常生活の中で突然衝突があり巻き込まれていった
というような内容である。あくまで市民の生活が中心で、兄弟の話、兄の恋愛
話などが前半に描かれていく。少々くどいお笑いの演出まである。
これが事件が戦闘状態になってもこのラフな演出はのこり少々ラストへ向けての
涙を絞る演出に水をさしてしまったように思える。
アン・ソンギの元軍人が市民軍を結成して軍に立ち向かっていく理由が
非常に不鮮明でいまいちピンとこなかった。

まずしい兄弟二人暮らし。兄はタクシーの運転手、弟は高校生。
事件に巻き込まれて死亡、その復讐と惚れた看護師さんを守るために
立ち上がった。 であとは実録風にまとめてくれたらいいのに。

ところでいつもアジア系の映画をみていて思うのだが
特に韓国映画で、役者が日本人の俳優さんによく似ているのだ。

兄貴は高橋克典または豊原功補
兄貴のタクシー運転手仲間は桂雀々
犬のふんを踏んだ男はトータス松本
看護師さんは鈴木京香

って感じでした。


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June 06, 2008

靖国 YASUKUNI

いろいろと話題になっているドキュメンタリー映画「靖国」。
大阪十三の第七芸術劇場で見てきました。

 平日の朝から大雨でこれなら人は少ないと思っていたのですが、結構入っており
8割方は席が埋まっていたように思います。
 フィルムの上映ではなくデジタル上映で最初は違和感があったのですが、
まあ興味深く見れました。

 面白い映画ではない。
 靖国刀を作ることが出来る最後の刀匠と作者との会話がかみ合っておらず
そこから導き出されるものが判りづらい。
 それと靖国神社へ参拝する人々の姿が交互に映し出されるのだが、その関係性が
見えてこないのだ。8月15日の靖国神社だけを捉えるだけでいいのではないか
と思うのだが。
 
 靖国参拝で映し出される人々は、どこから湧いて出たのかと思わせるような
亡霊たち。テレビや映画でしか見れないような人々のパフォーマンスが映し
出されるのである。こんな人たちまだいたんだ。

 誰もが戦争を批判し、二度としてはいけないと思っている。それをあらわす
方法は人によって違う。それで他人のやり方を批判するのはどうかとおもう。
そんな甘いことをと、いわれるかも知れないが。

でも本当にさまざまな人々が映し出されるのを見るだけで面白かった。

 さて、靖国刀の現役最後の刀匠の話はその参拝者と絡んでこない。
それが映画をみているともどかしいのだ。靖国神社のご神体が靖国刀
という点で何か見えてくるのがあるかのように思うが、
しかしこれも靖国神社からクレームがあって、靖国神社のご神体は
「神剣と神鏡」というのが正しいらしく、神鏡に全く触れられないために
結局おかしくなってしまっている。

 反日的だとか、検閲がどうの、政治がらみで問題となったが、
そんなことはどうでもよい。映画は上映されてナンボ、見てナンボ、
だからこうして望めば見ることが出来る状況になったのだからよかった。
七芸さんの勇気ある決断に感謝したい。
全国に広まったのは七芸の勇気ある決断があったからこそだ。

ところで私自身はこの映画は中国の映画と感じた。どこが日本合作なのか?
資本がどこまで入っているかいささか疑問で、それなのに日本映画の支援となる
芸術文化振興基金から援助があるのはおかしいのではないか。
まあ、大人の事情もあるのだろうが内容を把握せずにお金を出したというところが
本音ではないか。


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May 26, 2008

スパイダーウィックの謎

 「ロード・オブ・ザ・リング」の成功のあと
雨後のたけのこのように現れるファンタジー映画に飽き飽きしているひとは
多いと思います。私もそうです。でもその中にもきらりと光るいい作品が
あるのではと思い劇場へ足を向けているのですが・・・・・。
まあ今年の「テラビシア」は本当にいい作品だったのでそういうことも
あろうかと期待して「スパイダーウィックの謎」を見に来ました。

 まあ、こんなもんでしょう。

舞台は現代で、我々の住む世界の話。実は妖精は我々と共存していて
そのヒミツを書いた図鑑を作成した博士が行方不明になっており、
封印された妖精図鑑が開かれたところから大きな事件となります。

離婚した母親に連れてこられた3人兄弟。姉と双子の弟。弟の一人は離婚と
引越しには反対だったらしくふてくされているのですが、妖精図鑑をみつけて
開いたことから事件が起こります。

現実世界と地続きなところが好感が持てますが、
展開の速さと、いかにも削っていますって感じの展開がわかりやすく深みなく
浅いものにしている。だから父親に会いたい弟の心の弱さに入ってくる
悪い妖精の悪巧みなどがあまり面白く描かれていない。

妖精図鑑を書いた博士とその娘の話も、主人公たちと平行して描かれ
メッセージ性のあるもになるはずが、親子が会えてよかったとういう話で
終わっている。
家族再生、もしくは新たな未来に向けての希望のお話になるところが
弱くなってしまっている。

悪い妖精との戦いもいまいち笑えるものになってない。なんかグレムリンや
クリッター(知ってる?)みたいでした。

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May 25, 2008

NEXT/ネクスト

2分先の未来がわかってそれがどうした、という物語。
フィリップ・K・ディック原作からはかなりかけ離れた作品になっているらしく
その通りかなり破綻した作品になっていた。

 マジックで生計を立てている予知能力者。彼に見えるのは2分先の未来。
目立たないようにこの能力を使ってすごしてきたが、FBIには面が割れており
なぜか国家の重大事に力を貸すことになる。

 この話そのものに無理がある。2分先の未来が見えても出来ることは
少ないよね。そこを映像化して面白いか?

 実は監督が監督(リー・タマホリ:007/ダイ・アナザー・デイ)なだけに
アクションは見れる出来になっている。
 コレは実に面白い。絵がうまいのだ。畳み掛けるようにやってくる危機を
 どのようにして逃れていくか。そこだけ見れば面白いのだ。

でも、あの落ちは無いだろう。

ネタバレになりますが、夢オチでした。
でも、あれ2分先の未来じゃないぞ!

って突っ込みを入れてもそのときには映画は終わっていました。

そんな映画です。

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May 08, 2008

魔法にかけられて

都合により今頃見ることになった本作、まあ出来はあんなもんでしょ。
 ディズニーがディズニーを越えるって言ってたけど別にそんな感じは
しなかったな。最近のディズニーの悪いところがそのままでてしまった
作品でもっと泣かせるいいお話になったかも知れないのに。

アニメ? おとぎの世界から追い出された先はニューヨーク。
怪獣が現れなくても充分怖い世界で、ノー天気に生きていくお姫様。
そんなお姫様と恋におちるパパ。

展開は誰もが読める、シーンはどこかでみたことあるシーンを真似ているが
なんとも中身がない。

昔のミュージカル映画ってもっと面白かった。

それが魂を売ってキャラクターグッズ販売特化したディズニーにはもう
作れないのだ。

例えば、セントラルパークでのミュージカルシーンは一見よく出来ている
ようにも見えるが、のりがいまいち悪いし、盛り上がりに欠ける。
このシーンは「リトルマーメイド」の海のダンスシーンと重なるところが
あるが、あっちのほうがよほどうまい。

歌い上げるというミュージカル独特の盛り上がりが感じられないのだ。

日中堂々と公園の真ん中で歌うやつなんていない。
それが出来るのがミュージカル。そのツボの押さえ方が中途半端なのだ。

だから4曲もアカデミー賞にノミネートされても1曲も受賞できなかったのだ。

「白雪姫」「眠れる森の美女」「美女と野獣」「リトルマーメイド」などの
名作を自らパロディにしているように思えるが、実は制作している人も
見る人も好きなのだから、そこをうまく引き出して敬意を表すような
展開、内容にすればよかったのではないか。

多分、ディズニーのプリンセスシリーズのキャラ販売に繋がるように
制作された一編だろう。

しかし、あの最初の結婚に至るまでの連続したシーンのせわしないこと、
最後の魔女からドラゴン登場そして愛が勝つ連続したシーンのいそがしく展開
それでもっていい加減な決着。
映画を作るうえでもう少しなんとかならんか。 そう思いませんでしたか。


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