#百花
百花
監督:川村元気 出演:原田美枝子、菅田将暉
うーん、なんかよくないなあ。
過去と現在の見せ方でその線があいまいでもう少しメリハリ
つけたほうがいいと思った。気を抜いているとこれはいつの
話なの?と思うところがしばしば。原田美枝子はいいけど
菅田君は菅田君でなくてもいい気がしたし、長澤まさみは
もったいない使い方。もっとお話に絡んでもいいと思うのだが。
百花
監督:川村元気 出演:原田美枝子、菅田将暉
うーん、なんかよくないなあ。
過去と現在の見せ方でその線があいまいでもう少しメリハリ
つけたほうがいいと思った。気を抜いているとこれはいつの
話なの?と思うところがしばしば。原田美枝子はいいけど
菅田君は菅田君でなくてもいい気がしたし、長澤まさみは
もったいない使い方。もっとお話に絡んでもいいと思うのだが。
グッバイ・クルエル・ワールド
監督: 大森 立嗣 出演:西島秀俊、斎藤工、宮沢氷魚、玉城ティナ
こういう映画がわからん。
悪いやつばかりが出てきてなんかお話が収まるところに収まった
というのは見ていて楽しくない。三浦友和がいい感じのおっさんを
やっている。禍特隊隊長とウルトラマンがここでは悪者。そんな
ことしか見えなかった。玉城ティナは最近よく目にするがこんな
使い方ではないような気がする。
LOVE LIFE
監督:深田晃司 出演:木村文乃
何の映画わからずに見た。
なので最初の家族の風景から突然の事故はちょっとした衝撃でした。
これも喪失と回復の物語。「ドライブ・マイ・カー」よりわかり
易いとは思うが元夫関係とかその後展開はちょっと異様?独特な
雰囲気だなあとおもった。
女子高生に殺されたい
監督:城定秀夫 出演:田中圭
何とも変態的な素敵なタイトルかと期待してしまいます。愛媛県では未公開だった
ので今回アマゾンの配信で視聴。まあまあです。女子高生に殺されたい願望の
主人公が先生として赴任、計画をたてて行くがそれ以上に変態的な奇妙な人間
関係がそこにはあった。詳細は書くのが難しく、1回見ただけではちょっと「ん?」
てところがありました。「ビリーバース」といいこの作品といい城定監督作品は
あまり奇をてらった設定にしないほうがいいのでは。
というのもこの機会にWOWOWの配信で旧作
#ケイコ先生の優雅な生活
#闖入家庭教師~小笠原一家の事件手帖
を見たのだが、どちらもピンク映画に近いアダルトムービーでエロシーンはそこそこ
あるけど描かれているのは日常。「ケイコ先生~」は高校の生徒間のいじめや女教師の
セクハラ問題、でもそのなかでケイコ先生は結構たくましく生きている姿が描かれている。
「闖入家庭教師~」も家庭教師と生徒とその家族の日常がある事件を引き起こすが
それを「羅生門」方式の証言によって描かれているのが面白い。パロディいうよりは
表現としてやって見たかったという感じかな。でも主人公のキャラが立ってるから
ラスト、面白く見えちゃう。城定監督の新作に期待はしていますが、奇抜な設定に頼らず
ローバジェットで男と女のどうしようもない姿を今後も描いていってほしいな。
ホームステイ
監督:瀬田なつき 出演:長尾謙杜、山田杏奈
「ムーン・フォール」と同じくアマゾンプライムオリジナル作品。
原作は森絵都の「カラフル」。2000年に中原俊監督森田芳光脚本で映画化。
2010年には原恵一監督でアニメ化(これが傑作!)その後タイで「ホームステイ」
のタイトルで実写映画化(未見)、今回で4度目の映像化となります。
私はアニメ版が好きで原作未読です。でなんでこんなに映像化されるのか?
よくわかりませんが初めて接する人にとってはちょっと素敵な話に思えるのかな。
人の肉体で生き返ったボク(魂)がその肉体の持ち主がなぜ死んだのか100日以内に
調べるというミステリー仕立て。でも細かい設定部分で部分で疑問が生じ
つじつまが合ってるのか受け入れづらいところが出てきてしまう。
今回も時間の経過と共にこれでいいのかと詰めの甘さが気になりました。
原監督のアニメ版は構成が緻密だったと思うのでもう一度見なおしたいと思っています。
さかなのこ
監督:沖田修一 出演:のん、磯村勇斗
さかなクンの半生を描いた映画ですが、あの独特の雰囲気を映画にするとこうなる
とういうのは納得の1本でした。まず主演があののんが演じること。これがいろんな
概念を崩すきっかけとなっている。それが映画全体を象徴しさかなクンというキャラを
立たせている。なので魚が好きというだけどここまでやってきたことがある意味奇跡
なのではないか。この映画見るまで彼はどっかの大学の先生、研究者と思っていたが
実は高卒の魚のイラストレーターが本職。TVチャンピオンの出演で注目されてタレント
活動を行いやがて研究者にも認められる業績を残していく。「好き」だけでここまで
できるのは彼独特のキャラのだと思う。男だとか女だとか、学歴とか、大人とか子ども
とかその他いろんな肩書、枠、カテゴリーを排して生きていけることを見せてくれる。
疑問というよりはちょっと不思議に感じてしまうが妙に納得してしまう映画。
ビリーバーズ
監督:城定秀夫 出演:磯村勇斗、北村優衣
孤島で暮らす男二人と女一人。ある宗教のプログラムとして派遣された3人の生活が
描かれる。「みんなのために頑張りましょう」と自身を言い聞かせ指令をこなして
行くがそこにどんな意味があるのか?結局は性欲に溺れ、不信感を募らせていく。
この生活の意味が見えないからラストの物語の崩壊は唐突すぎて。学生運動や
新興宗教などの事件を解釈してものだとは思うがちょっと欲張りすぎた?
彼女の大胆な脱ぎっぷりには満足の1本です。
冬薔薇
監督:阪本順治 出演:伊藤健太郎、
正直見るのはどうしようか迷いました。最近の阪本監督作品は私の思考(嗜好)
に合わない気がしてパスしていたので(「某国のイージス」から)。
今回も受け入れがたい点がありました。母親の子への感情、描き方、そうかな?
と疑問が。長男亡くしていればなんやかんや言っても次男へ愛情が向くと思う
のですが、そう見えなかった。主人公が親友と頼る友人も、あれで親友と思う
根拠が見えない。十分に連絡も取らずに身の振り方を決めるのは無茶で実に
大人げない。まあ私自身が理解できないからといってリアリティが無いとか
存在を認めないとまではいいませんが、でももう少し相手のことを思いやる
とか理解をする社会に自分は生きていると思うので、ここに描かれた物語は
ちょっとなあ…、と思いました。
#TANG/タング
監督:三木孝浩 出演:二宮和也、満島ひかり
ポンコツ映画にもほどがある。
ファンタジー映画、ジュブナイル映画は好きだが、見ていて
何で?と思う点が多く納得いかない。タングそのものの存在に
疑問があるし、武田鉄矢の博士は果たして悪者?
タングは一体どこから見てる?なぜ飛行に乗せる時に
人と同じ席に?荷物だろ普通。タングが100円でコーヒー買ったのも
よくわからない。今じゃ誰も使わないという小銭を使って買い物、
どうしてできた、なぜそうした?戦闘用ロボのAIが戦闘を拒否した
ことが物語の発端みたいだけどそれがどうした?悪の存在も見えない。
子ども騙しにもならない。タングというキャラだけで映画を成立
させようしたのか?ならばなんとも愚かしい映画。そら客入らんわ。
映画化したい原作とか、ミュージカルにもなっているらしいが
その魅力がどこにあるか?この映画からは理解できなかった。
かまいちたちの2人の謎の追跡者、結構いい味出してた。
特に山内は「バズ・ライトイヤー」の相棒ロボ猫ソックスの声も担当し
この人今後映画での活躍あるかも。
バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版
ドラマシリーズを見ていたがそれほど出来がよかったとは言えない
シャーロックホームズの翻訳ドラマ。しかし今回愛媛でロケを行った
とのことで愛媛バージョンの予告が流れちょっと興味をそそられ
見に行った。事前にジェレミーブレッド版「シャーロックホームズの冒険」の
「バスカヴィル家の犬」を予習して。
ホームズのシリーズではそれほど良くできているとは言えないと思うこの
お話、でもなんか有名なのよね。少々ホラー的な要素を匂わせるところが
あるからかな。でも単純に遺産相続をめぐる殺人事件で、犬の謎もイマイチ
と思うのですが、日本のある島に置き換えて遺産相続に絡めて少々味付け
したお話はまあまあ面白かった。まあシャーロックとの関係は薄いけど、そもそも
意味ないものなあ(これはテレビシリーズから思っていた)。
シャーロック・ホームズのいろんな翻訳があるけどのディーンフジオカ版は好きじゃない。
カンバーバッチ版、竹内結子版の出来が素晴らしすぎるというのはあると
思うが…。竹内結子版はもっと見てみたかった。それこそ劇場版があっても
よかったと思う。
愛媛でのロケは洋館、萬翠荘。「坂の上の雲ミュージアム」の隣、
松山城の下にある。見学に行ったら月曜日休館で入れず、
後日機会があればまた行って見ます。高浜港でも撮影はあったらしい。
行ってきました↓
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