#スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け ~ 終わっちゃいましたね。
スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け
監督:J.J.エイブラムス 出演:デイジー・リドリー、アダム・ドライバー
12月20日公開日に大阪に出てきてイオンシネマ茨木でTHXで鑑賞。その後モノレールで
エキスポへ移動しIMAXシアターで連続鑑賞。感無量!とはならなかったなあ。
微妙(ビミョ~)ってってところかかな。
1977年夏にアメリカでEP4が公開。日本では正月に公開されるという情報が流れたが
1978年夏まで延期となった。おもちゃ、グッズの準備に時間がかかったのだ。今とは時間の
流れが違う。私は愛読書「ロードショウ」を読みながら心待ちにしていた。
その間に東宝は「惑星大戦争」を作り東映は「宇宙からのメッセージ」を作るというフットワーク
の良さ。今じゃ考えられない便乗商売。でもそんな時代のほうが面白かったような。
中学2年生、今でいう中二病の真っ最中に私は「スター・ウォーズ」に出会ったのだ。
当時、映画が好きという中での「スター・ウォーズ」好きだったのでそれほど熱心なファン
ではなかった。でも人よりは好きだったかな。名画座(淡路東宝で「キタキツネ物語」
「ザ・ドライバー」と豪華3本立て)やTVで繰り返し見、英語版セリフのサントラとカセット
テープを買って何度も聞いた。
9部作の噂は当時からあり、今回の作品が4番目というのは後に知ることになる。
そうなるとやはり続きが見たくなる。全部見るまで死ねないなあと当時から思っていた。
続編の「帝国の逆襲」はアメリカ公開から約1か月遅れで公開となった。この1か月の間に
出してはならない、知らないでいたかった情報が出回ってしまった。ダースベイダーが
ルークの父親だという情報が。これは映画を見る前にクラスメイトがテレビで言ってたと私に
言ったのだ。余計なことを。私はその公開前特番のテレビをわざと見なかったのだ。
初日にピュアな気持ちで見たかった。高校生で土曜日の午前中の授業を終えて走って
OS劇場へ向かったのを覚えている。
そして「ジェダイの復讐」(いまではタイトルが変更されて「ジェダイの帰還」というが私にとっては
やっぱり「ジェダイの復讐」だ)。
阪急プラザ劇場の前に並んだ。先行オールナイトの1回目を見るために。昼過ぎぐらいからかな。
いい席、お気に入りの席で見ることができた。ダースベーダーとルークの決着。ダースベーダーの
心の中に父としての気持ちがよみがえり本当の悪を断つ。最後の大団円。あのラストシーンの
素晴らしいこと。思わずわっと心から感動がわいてくる、そんな気持ちを抑えられなかったのを
覚えている。
ここで「スター・ウォーズ」は終わったのだ。
でもちょっと知りたいよね、ダースベーダーの誕生の秘密は。なのでEP1~3は認めます。
「ファントムメナス」の子どもアナキンの影のポスターは素敵だ。「クローンの攻撃」は
メロドラマとしての盛り上げ次へ続くプロローグとして認めようそして、
ダースベーダーが誕生する「シスの復讐」を見た時は感無量でした。
これでつながるんだ、と。
で、みんなが忘れたころにディズニーが権利を買ってEP7~9を作ることになる。
よけいなことを。
正直蛇足だと思ってました。思っていたが「フォースの覚醒」はファン泣かせの部分がいっぱい
あってやっぱり泣いちゃうよね。技術的にもストーリーとしても期待してしまいます。
でも「最後のジェダイ」で妙な雰囲気になってきた。ルークの最後が見れたことはよかったと思うが
それ以外の話がどうも好きになれなかった。特にローズは嫌い(スター・ウォーズに天童よしみは
いらない)。そして「スカイウォーカーの夜明け」。悪の魅力がないまま、いきなりパルパティーン
が復活、同時に復活したスターデストロイヤー大艦隊って幽霊船か?ファーストオーダーとは
別ものだったよね。今回のお話は彼を見つけてやっつけるだけの話に。
レイの出生の秘密もあっさり公開。何も証拠ないじゃん。
単独行動のカイロ・レンは悪の魅力に乏しい・
あれカイロ・レンとレイがキスしてるってなんで?
とか思っている間におじいちゃんをやっつけて、ルークの育った家に戻ってきてレイがスカイウォーカーを名乗って終わり。
前作でフォースを使うことができた子どもは一体何だったの?
だいたいレイは自分の生まれた星で迎えが来るのを待っていた。あれは誰を待っていたのかな?
明らかにされていないよね。
レイというキャラはナウシカみたいで大好きなのでもっといい描き方をしてほしかったなあと思う。
感動的なラストシーンにあまりケチをつけたくないけどあれじゃなあ、なんだかな~って感じでした。
その後日本語版を再見。あまり新たな発見が無く、どうやら描かれていないことがいろいろ
あるらしいことがわかり、それじゃ映画としてはやっぱりだめじゃん、と思ってしまった。
新しいシリーズの話もあるし、TVの「マンダロリアン」の評判もいいので、見れる限りは付き合おうかな。
大きな期待をしないで。
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